8月2日、第101回ピースボート「地球一周の船旅」が大阪港に帰港。104日間の地球一周を終えたボランティアスタッフに話を聞きました。

本日は第101回クルーズに乗船していた4名の若者にインタビュー!!!
1000人いれば1000通りの船旅がある。彼らはどんな旅をしてきたのでしょうか？

話を聞かせてくれたのは、こちらの4人です。

地球一周しようと思ったきっかけは〇〇だった！

やくみん　大学時代に陸上をしていたのですが、ケガをして2年間走れなくなってしまい、それがきっかけでコミュ症に。笑うことも忘れて、このまま就職するのが嫌で、何か少しでも前を向けるようになれたらと思い乗船しました。

マーティー　刺激のない退屈な学生生活を変えたかった。自分がやりたい、面白いと思えることを見つけたかった。

ぼると　海外旅行が好きだけど英語が苦手でした。英語ができなくても地球一周できると聞いて、ピースボートが自分に合っていると思って。

うらら　船上インスタグラマーの友達をみて乗ってみたいと興味が出た。

船上インスタグラマー（ピースボートに参加して洋上や寄港地で写真をInstagramに投稿するインスタグラマー）

101回クルーズで一番ぐっときた国は？

やくみん　シンガポール
一人で自由行動しました。道を聞くとみんな「一緒にそこまで連れてってあげるよ！」と親切な人が多くて、中には日本語を学んで話せる人にも出会って。たくさん交流できたことが楽しかったです。

マーティー　ジャマイカ
カリブ海のキレイな海や湖の中で大自然を堪能できて最高だった！

ぼると　ジャマイカ
ジャマイカ出身の元陸上選手、ウサイン・ボルトのファンなので（自分のニックネームを「ぼると」にしてしまうほど笑）一番行ってみたかった国でした。実際に行くことができて感無量！

うらら　エジプト
乗船前はイスラム教徒のラマダン（断食月）といえば苦しいイメージでしたが、ツアーの帰りに（日没後）断食明けの食事を分け合う様子を見てイメージがガラッと変わった。

船内生活で一番熱中したこと

やくみん　PAチームでの活動
船には”船内チーム″という船内運営をお手伝いするチームに自由に所属することができます。私は音楽が大好きなのでPAチーム（さまざまな船内企画の音響や照明を担当するチーム）に入っていろいろな企画を担当しました！それがすごく楽しかったです。

マーティー　”カタン”というボードゲーム
まさかのボードゲームに没頭。毎晩のように時間を忘れてやってました。笑

ぼると　Salsa Dance♡
カルチャースクールのサルサにはまり、船内企画のダンスフェスにも出場しました♪

うらら　地球大学プログラム
地球大学のゼミで毎日世界について学んだこと！

地球大学（洋上や寄港地で世界の今を学び平和のつくり手を育てる洋上ゼミ）

船でまわる世界一周の良さってどんなところにある？

やくみん　出港するときに少しずつ港から離れていく瞬間をみられるところ。その寄港地に思いをはせながらの出港は心に残ります。世界二大運河であるスエズ運河・パナマ運河を通れるのも船旅だけ。

マーティー　船で出会ったおもしろい人たちと一緒に寄港した国をまわれるところ！いろいろな人と様々な国をまわれるのはピースボートならでは！

ぼると　たくさんの出会い。青春時代に戻れる。おもしろい友だちがたくさんできる。世界のことをたくさん学べる。

うらら　飛行機とは違い、地球をなぞるように世界を巡れること。

この旅を一言で表現するとズバリ「地球一周〇〇の旅」！

やくみん　地球一周「自分を知れた」旅

マーティー　地球一周「満喫」の旅

ぼると　地球一周「ダンス」の旅

うらら　地球一周「寄り道」の旅

寄り道ってどういうこと？？
うらら　なにかするとき行動するときって、出来るだけ近道したいとか、なにかするにしてもこうしないといけない！とか決めずに「少しぐらい遠まわりしてもいいや」ぐらいの気持ちで気楽に考えたほうがいいかなーって思ってます。

学校とかの帰り道や部活とかでの帰り道ってまっすぐ帰るより友達とかと道草食ったりしてる時間って楽しいじゃないですか（笑）。あの感覚に近い感じですね。自分の人生もこれぐらいの気持ちで生きてたほうが案外大事なことに気づかされたり思わぬ収穫があったりするので。自分の旅はそんな「寄り道」の旅だったなと思います。