地球一周の前にカメラの準備もお忘れなく!

すてきな旅の思い出を残すために今できること

こんにちは!ピースボート スタッフの大西智子です。みなさんは、おうち時間うまく活用できてますか?私のおうち時間は、映画を見たりしてまったりとしたザ・休日を過ごしております。他にも、普段手を抜いてしまう料理に力を入れてお弁当づくりに励んでいます。来週は煮物にチャレンジしてみようかと思ってます。

みなさん暇になるとつい用もないのに携帯を触ってしまうことありませんか?そんなとき私は、カメラロールを開いて急に思い出に浸る時間がはじまります。そのときに見るのはやっぱり、地球一周中の思い出の写真!

参加者として乗船した2年前の写真を見返し、旅の思い出に浸っています。「懐かしいな〜、楽しかったな〜、くだらんことしてるな〜(笑)」と写真を見るだけで旅の色々な思い出がよみがえってきます。

そんな旅には欠かせないカメラ!写真をうまくとるコツや、持って行くといいオススメのカメラなどご紹介します。

地球一周におすすめのカメラ

―バッチリ決めるなら、一眼レフやミラーレス―

機能は抜群!一眼レフに敵なしでしょう!一眼レフだからこそ撮れる写真がたくさんあります。あるとやっぱりいいですよね。

―おしゃれに面白い写真を撮るなら、360度撮れる広角カメラ―

<360度カメラでサグラダファミリアと>

その場を360度カメラにおさえることもでき、通常のカメラでは撮れないおもしろカメラ!

旅を終えて日本に帰ってきてからのお楽しみにフィルムカメラ

レトロな風景が撮れ、現像するまでどう写っているかがわからないドキドキ感。2度3度楽しみが味わえます。

ドローンを飛ばして空中撮影

ダイナミックな撮影になること間違いなし。ここで、注意点。ドローンを飛ばすには、資格や申請が必要になる場合があります。国や自治体によって異なるので、飛ばす際は注意が必要です。持って行こうとしている方は、日本にいる段階で下調べをすることをおすすめします!

※ピースボート船上ではドローンを飛ばすことはできません。

私の一押しはチェキ!

交流ツアーで大活躍!その場で撮って現地の人にプレゼントもできる。フィルムが何枚あっても足りない。現地の方にとってはうれしいものみたいです。ここで私の感動秘話をご紹介。

私が、2年前のクルーズに乗船し交流ツアーに参加したときの話です。スリランカに寄港した際、私は、孤児院を訪れる交流ツアーに参加しました。お互いの文化を紹介したり、一緒に食事をしたり、とても楽しい時間を過ごしました。

この孤児院には、1年前にもピースボートが訪れていました。交流している時間に、現地の女の子が寄ってきました。その手に持っていたのはチェキ写真。写っていたのは、1年前のその女の子とピースボートに参加していた人との記念写真でした。とても大事そうに写真を持っていました。

現地の女の子が1年前のピースボートとの出会いを大事にしてくれていることがわかりました。そして、ピースボートが再びやってくることを楽しみに待っていてくれたこの1年。「おかえり」「ただいま」が言えるくらいの繋がりを感じた瞬間でした。

自分がその国に訪れた証に、宝物のように大事にしてくれる現地の子どもへ記念にあげてもいいのではないでしょうか。スリランカの女の子と日本を繋げる魔法のチェキ!オススメです。

地球一周前に一眼レフ・ミラーレスカメラの基本知識を学ぼう!

私は、地球一周に一眼レフカメラを持って行きました。しかし持っていっただけ(笑)。恥ずかしながら、常にオートモードでの撮影でカメラの知識はない状態で行きました。もっとカメラの技術をつけてから乗船すればよかったなと後悔。

一眼レフのような設定ができるカメラを持って行くなら、オートモードじゃ損!せっかくならマニュアルを使いこなし、自分だけの写真を撮ろう!カメラを巧みに使いこなせるよう今から基本操作や知識をつけましょう!

ネットで調べると初心者向けのわかりやすい記事など、たくさん載ってるのでおうち時間を活用して、カメラマンの第一歩を踏み出してください。わかればわかるほど楽しいです。私もこれを機に学び中です。一緒に勉強しましょう!

一眼レフはなくてもコツさえ掴めばインスタ映え間違いなし!

一眼レフじゃなくてもちょっとしたコツですてきな写真を撮ることができます。

被写体に近づいて撮る

フレームを使って撮る―

なにげない景色もおしゃれに撮れます。

モノクロで撮る

かっこよく撮りたいときにはモノクロはオススメ。

水たまりや鏡、ガラスなどを使って撮る―

反射を利用してステキな写真に。

「3分割構図」を使って撮る

撮りたいものを、1/3におさめることでバランスのとれたいい写真になります。9分割になっているグリット線を出して撮影してみましょう。センスがないと言われる人でもうまく撮れます(笑)。一度試してみてください。

グリット線に水平線を合わせてたり、3分割を使って撮影すると基本うまく撮れます。携帯の種類にもよりますが、グリット線を出すこともできるので試してみてください。

地球一周だからこんな写真も!

オーロラを撮ろう

ピースボートにはオーロラを見に行くクルーズもあります。人生でそう何度もみることがないオーロラを写真におさめましょう!

一眼レフを使うなら、状況やカメラの機能にもよるので一概にこれとは言えないですが、目安としてお伝えします。まず、シャッタスピードを10秒に設定。次に、絞り(F値)をもっとも明るい設定全開に。最後にISO感度は1600くらいから始めてみるといいかと。試し撮りをしながら調整してみてください!

オーロラと自分を撮るときは、10秒間同じポーズで静止!動くとぶれるので注意です!

世界三大瀑布を撮ろう

滝や川など、水の動きを撮影するときはシャッタースピードを変えてみましょう。シャッタースピードを1/2秒以上だと流れが滑らかに写り、1/500秒以下で水のしぶきの動きが止まって写ります。

船の上から星空を撮ろう

<写真は第101回クルーズレポートより>

360度海に囲まれた船から見る星空ほどきれいなものはありません。

オーロラと同じ状況なので設定はほぼ同じ。シャッタースピードは10秒。絞り(F値)は、F2.8程度。ISO感度は1600くらいで試して見ましょう。星空がうまく写らない時は、ISO感度を3200にあげてみましょう。それでも難しいときはシャッタースピードを15~20秒にするといいかもしれません。

旅の準備は今のうちに

地球一周は、自分の目で見て、肌で感じることができる旅です。その貴重な体験を感覚そのまま写真に残すことができれば、それほどすばらしいものはないと思うんですよね。

今この時間を前向きに活用していきましょう! そして元気な姿でみなさんに会える日を楽しみにしています。

 

ピースボートスタッフ 大西智子