生理がはじまると学校に行けないケニアの女の子たち
ピースボートセンターおおさかで行うイベントのお知らせです。
世界には生理がはじまると学校にいけない女の子が沢山います。貧困が原因でナプキンを買うことができないためです。人口の約48%が貧困層のケニアでは、1パック100円の紙ナプキンが変えず、10人に1人が生理の間は学校に通えなくなります。ナプキンの代わりにボロ布、葉っぱ、新聞紙などを使って過ごすこともありますが、衛生的ではありません。ケニアの多くの女の子にとって、学校に休まず行くこと、そして卒業することは難しい状況にあります。
手作りの布ナプキンを届けることで教育支援を
Music Activistとして活動を続けるshihoさんは、2014年世界一周の旅に出ました。その時に訪れた国の1つがケニアです。ケニアの教育問題にふれ、帰国後はケニアの教育支援プロジェクトを立ち上げ、子どもたちに文房具を届けるなどの活動を続けています。
そんな中でケニアの女の子たちの現状を知り、日本から手作りの布ナプキンを届けることで、彼女たちが教育を受ける環境を整えようと考えました。1人の女の子につき2つの布ナプキンを渡します。その使い方や布ナプキンの作り方も伝えることで、その後は必要になった時に自分でナプキンをつくり、生理中も学校に通うことができます。
このイベントでは、音楽活動家であるshihoさんにケニアの女の子が抱える問題を歌をまじえながらお話ししていただきます。そのあとは、みんなでケニアに届けるナプキンを手作りします。完成したナプキンはshihoさんが今年10月に女性少年院とマサイ族の学校の女の子に届けます。
女性はもちろん、男性の方にも是非参加していただきたいイベントです。ナプキン作成は波縫いができれば簡単な作業です。裁縫が小学校以来という方も一緒にワイワイとナプキン作りを楽しみましょう!
イベント詳細
「ケニアの女の子に布ナプキンを届けよう」
- 日時 2017年5月20日 18:00-20:00(開場17:30)
- 場所 ピースボートセンターおおさか アクセス
- 講師 shihoさん(Music Activist)
- 参加費 500円
- 持ち物 裁縫道具(針、白糸、裁ちばさみ、糸切ばさみ、まち針2~3本)、未使用のタオル(フェイスタオル以上の大きさ。布ナプキンの中に使いますので色・ガラは何でも結構です)
- 予約:NGOピースボートイベントページより予約をお願いします→こちら
shihoさんプロフィール
Music Activist shiho
大阪市在住
「音楽を通して、世界中の未来がよくなるために活動、発信をしたい」
関西でバンドのボーカルとして活動を始め、解散後単身ニューヨークへ
2013年3月よりMusic Activist shihoとして活動を始め
ニューヨークのレーベルより1st single 「beautiful world」をリリース
売り上げは東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市立高田小学校へ寄付され
iTunes配信の売り上げは日本こども支援協会へ寄付を行い
その年に自身初のワンマンライブをSold Outの大盛況で幕を閉じた
2014年4月より、半年間の世界一周の旅に出かけ
発展途上国での孤児院の生活やシリア難民との交流、学校訪問などを行い帰国
その後、様々なプロジェクトを発足させ
国内外問わず精力的な活動を見せる女性音楽活動家である。
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みなさんのお越しをお待ちしています!
Peace Boat Staff : Morita SACHIKO