みなさん、こんにちは! ピースボートセンターおおさか の川村法子(のん)です。
ご縁もあり、12月出航の ピースボート地球一周の船旅 Voyage119 に乗船することになりました。
わたしがピースボートセンターおおさか に来て約1年。あっという間のようでとても濃い、私が過ごした大阪での思い出を振り返りながら、改めてピースボートへの想いも書き綴ってみました。
大阪、いい街でした。アットホームでユーモアがあって、みんなが人間らしく生きている。
独自のカルチャーがあって、温かくて優しい人たちに恵まれ、充実した1年を過ごすことができました。
人生初めてのピースボートセンターでの勤務は、刺激的な日々でした(笑)。
絶えず人が交わり、毎日誰かと誰かが〝はじめまして〟をしている。
センターがどんなものかわかってはいたつもりでも、実際に目の前で体験すると改めて素敵なコミュニティだなと思いました。
大阪のボランティアスタッフとも、沢山の思い出があります。
センターで夜遅くまで語りあかした夜もありました。
朝早くから夜遅くまでポスターを貼りに行ったキャラバン。
カラオケでみんなで肩組んで歌ったり、時には旅行も行きましたね。
怒ったことも泣いたこともありました、でもその何倍も笑っていたような気がします。
人の人生が変わる瞬間や成長を、一番傍でずっとずっと見てきました。
私が教えられることはそこまで多くはないですが、ボランティアスタッフのみんなからは沢山いろんなことを学びました。
本来であれば、ボランティアスタッフが地球一周できるようサポートするのが私の一番の役割ですが、みんなと過ごしていく中で、立場や役割を超え、いつの日かこれからの人生でも関わっていきたいなとおもう、大切な〝仲間〟になりました。
自分らしく過ごせたのも、みんなのおかげです、本当にありがとう!
いいこともそうでないことも、全て大切な私の思い出です。
1年前に勇気を出して、やったことのない役割で、住んだことないこの大阪に飛び込んだ私自身をほめてあげたいです。一年後には、こんな仲間に囲まれて楽しくやっていますよ。
苦手の先には、意外と思ってもない素敵な出会いや経験が待っています。
私の苦手だったピースボートセンターは、いつのまにか私の大好きな大切な居場所の一つになりました。
ですが、私は大前提〝ピースボートで地球一周すること〟だけが最善だとは思っていません。
以前のブログに書いたように、6年前、幼少期から生きづらさを感じていた私は、船に乗って考え方や物の見方が大きく変化しました。
留学に行くか、ワーホリに行くか、極端に言ってしまえば生きるのか、死ぬのか。
みなさんの人生の中にこれからも様々な選択肢があるなかで、〝地球一周する〟という選択肢がいつまでもあり続けられるように今日も私は船を出しつづけたい、と心から思っています。
Voyage119では、もっともっと人として成長できるよう、当時の私がそう思えたように沢山の人に〝乗ってよかった〟と思ってもらえるよう全力を尽くします。
3回目の地球一周。どんな人たちと出逢い、どんな旅になるのか楽しみです。
私が好きな言葉を最後に
「最善の選択ではなく、選択を最善に」
それでは行ってまいります。みなさんもよい旅を!
ピースボートセンターおおさか 川村法子