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Voyage121を終えて ― 出会いと学び、そして「やっぱり楽しかった」110日間

Voyage121を終えて ― 出会いと学び、そして「やっぱり楽しかった」110日間

こんにちは。ピースボートスタッフの新藤あゆみです。ボランティアスタッフのみなさんは、お久しぶりです。

昨年12月に110日間の地球一周の船旅を終え、ピースボートセンターおおさか へ戻ってきました。

久しぶりの長期乗船で感じたこと、そして心に残る景色や出会いについて、今日は振り返ってお話ししたいと思います。

「一人じゃないから頑張れた」トライ&エラーで駆け抜けた、刺激的な毎日

2025年8月に出航した、ピースボート地球一周の船旅 Voyage121。

出発前の記事では「セカンド地球一周として、初心に戻って楽しむ」と書きましたが、110日間を終えた今、その想いは想像以上に濃く、心に残るものになりました。

15年ぶりの地球一周フルクルーズ。

正直なところ不安な気持ちもありました。でも、船に乗ってみたら不安だからと立ち止まることなど全くなく(笑)、毎日が新しい発見と学びの連続。トライ&エラーを繰り返しながら、刺激的な日々を過ごしていました。

<自主企画担当で乗船。自主企画(SOE)チームのみんなと>

船の時間の流れは独特で、自分に足りていない点にも早い段階で気づかされました。

その度にテンパったり、凹んだりすることもありましたが、近くにはいつもチームのみんながいてくれて。困っていたら一緒に考え、助け合いながら、置いていかれないよう必死についていった日々でした。

ひとつ終えるたびに「よし、できた」という小さな達成感があり、振り返ってみると、少しずつ新しい自分になっていたように思います。

心揺さぶられる体験。ピースボートならではの交流・見聞ツアー

Voyage121では、ピースボートならではの交流・見聞ツアーに多く参加しました。

最初の寄港地、深圳(中国)からは、カンボジア地雷問題検証ツアーへ。過去・現在・未来へとつながるとても充実した学びでした。

船に戻ってから行った報告会に向けて、参加者みんなで準備した時間はとても濃かったです。報告会後の募金では過去最高金額が集まったのも嬉しかった~。

ケープタウン(南アフリカ)では、アパルトヘイト時代の旧黒人居住区であるランガ地区を訪問する検証ツアーに同行。歴史的背景を学びながら、マリンバの力強い音色やガイドの方の言葉に心を動かされました。

ランガ地区の活性化に取り組んでいる水先案内人(船内のゲスト講師)のトニー・エルヴィンさんが語った「希望を可視化する」というメッセージは、今でもふとした瞬間に思い出します。

パペーテ(タヒチ)では、先住民族マオヒ族との文化体験・交流ツアーに同行。レイと歌声に迎えられ、料理やダンスを通して人と人とのつながりを深く感じた、心に残る時間でした。

クリストバル(パナマ)では、先住民族エンベラ族との交流ツアーへ。汗だくになりながらの交流や、ワイルドな手づかみランチを通して、異文化交流の楽しさを改めて感じました。

マチュピチュ、オーロラ、そして20年越しの再会。絶景と自然の力に出会う旅

今回の旅では、長年見たいと思っていた景色にもたくさん出会うことができました。

念願のマチュピチュは、想像以上の迫力で、ただただ感動。天気にも恵まれてツアーでご一緒したみなさんとハイタッチしたことが忘れられません。

アイスランド沖では、オーロラにも出会うことができました。

奇跡的な瞬間に立ち会えたこと、自然の偉大さを目の前に、この空間にいることができて幸せだなと感じました。

そして、20年ぶりに訪れたイースター島。

コバルトブルーの海とモアイ像を前に、昔の記憶がよみがえり、デッキで出航曲を聴きながら胸がじんわりする、そんなひとときでした。

海風と、仲間と歩く朝。「ノルディック講師」として見た特別な景色

今回のVoyage121では、洋上カルチャースクールのノルディックウォーキング講師も担当していました。

毎朝7:15に集合し、軽いウォーミングアップをしてから7階デッキをぐるっと歩くのが、私たちの定番コースです。

朝の洋上は、とにかく気持ちがいい。

どこまでも続く海を眺めながら歩く時間は、1日のはじまりにぴったりでした。朝日が昇る瞬間に立ち会えたり、ふと虹が現れたり、外洋によって変わる海の色を感じたり。カモメやトビウオが飛んでいるのが見えたり、時にはイルカに出会えることもありました。

そして、何より船ならではの特別な景色が、船尾から見える「潮の道」。

船が進んだあとに海に残る一本の道は、何度見ても飽きることがなく、「この景色が好きで続けられました」と話してくれる参加者の方もたくさんいました。

最後までノルディックに参加してくださったみなさんとは、船内ですれ違うたびに声を掛け合うようになり、自然と距離が近くなっていきました。

一緒に朝を過ごした時間があったからこそ生まれたつながりだと感じています。

振り返って思うこと「やっぱり楽しかった!」

15年ぶりに乗船したからこそ、新鮮な気持ちでいろいろなことにチャレンジできたと感じています。

無我夢中で毎日のタスクをこなし、ひとつひとつ乗り越えるたびに新しい景色が見えてきて、次につなげようという前向きな気持ちが生まれ、チャレンジすること自体が楽しくなっていきました。

<自主企画を実施されたみなさんと最後の日に記念撮影>

110日間はとても濃く、やりきった達成感と、自分への自信につながる旅になりました。

大変なことも含めて、総じて、やっぱり楽しかった。

Voyage121は、私にとってそんなふうに思える、大切な船旅になりました。

 

ピースボートセンターおおさか 新藤あゆみ

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