ピースボートの新しい船の中はどうなってる?ちょこっと紹介します

みなさん こんにちは。ピースボートセンターおおさかの野々村修平です。

先月、3年ぶりの地球一周の船旅が出航しました。出航式にご参加いただいた方は、ピースボートの新しい船「パシフィック・ワールド号」を見られたと思います。その大きさに驚かれた方も多かったのではないでしょうか?

パシフィック・ワールド号はピースボートクルーズ史上最大の船です。全長261.3メートル、全幅32.25メートル、総トン数は77,441トン。

11フロアが乗客エリアになっていて、レストランやバー、イベントホールから、美容室やサウナ、ジムなど充実した施設があります。

今回は、気になるパシフィックワールド号の船内を少し紹介していきます。

まずは、3階層吹き抜けのアトリウム。

船に入るとまずパッと目の前にこの空間が広がります。私が乗船した時はちょうどバンドの生演奏が行われており、この広々とした空間に反響する音が体の隅々にまで響き渡りました。

ずっと聞いていたくなるような心地よさです。キラキラと輝くアトリウムはまるで高級ホテルにいるかのような錯覚さえ覚えます。

一気に屋上の展望デッキまで移動してみましょう!

ここはパシフィックワールド号の顔となるエリアです。プールやジャグジーが備え付けられ、周囲一面には美しい海が広がります。アイスクリームバーも設置されているのでアイス片手に海を眺めるのもよいですね。

ゆっくりと太陽の光を浴びながら巨大スクリーンで映画鑑賞も楽しめます。

個人的なおすすめは、後方デッキで見られる航跡です。船が進んできた海の波の色が変わり道を作り出します。この景色は一度たりとも同じ瞬間を作らないのでずっと見ていても飽きません。

このデッキから見える夜景や星空鑑賞会も必見です。そして現在航行中のVoyage114では、このデッキから金環皆既日食が見られました。

船の上から目の当たりにする光景は一生忘れられない思い出となりますね。

船内に戻りまして、7階には大人数を収容できる「プリンセスシアター」や「ビスタラウンジ」があります。広々としたホールで船内の企画を楽しむことができます。

寄港地に到着する前には寄港地の情報が満載の「わくわく寄港地」企画をしたり、その国のルールや注意点の説明がされます。またゲストの講演会もこれらのホールで行うことが多くなります。

そして4階にあるショップ。コンセプトは、「地球一周に必要なものはなんでも揃う」です。

ピースボートは100回を超える船旅を行ってきました。参加者の一人一人がどのようなものを買いにショップを訪れられるのかを常に注視しています。

結果的にみなさんがショップを利用すればするほど、商品が充実していくというわけです。

長期の旅行では、「何を持っていったらいいんだろう?」と不安を覚えたり、あれもこれもと荷物が増えてしまうものです。しかし蓋を開けてみれば使わなかったものが多くなってしまう傾向があります。

私からアドバイスをお伝えできるならば「荷物は少なめ」が1番です。足りないものはこのショップと寄港地で買い足す方法がベストだと思っています。


最後に船内のレストランを2つ紹介します。

地球一周ともなると100日間を超える長旅です。やはり食事はとても大切。飽きがこないよう、そして美味しく召し上がって頂けるように創意工夫を凝らし、2つのレストランを用意しています。

上の写真が14階にある「ホライゾンコートレストラン」で、水平線を眺めながらビュッフェ形式の食事をすることができます。

下の写真が5階にある「マーキスダイニングルーム」。前菜からデザートまでメニューをチョイスしながら食事を楽しめます。現在就航中のVoyage114ではこのレストランが大変好評なんだとか。

今回はこのあたりで終わりたいと思います。興味がある方はピースボートクルーズのウェブページでも船内を紹介していますので、こちらもご覧ください。

ピースボートクルーズ「パジフィック・ワールド号のご案内」

そして、パシフィック・ワールド号で私たちと一緒に地球一周しましょう!みなさんが広い海に想いを馳せながらクルーズをお楽しみ頂けると幸いです。

 

ピースボートセンターおおさか 野々村修平