ピースボート大阪のスタッフブログ

ピースボート大阪のスタッフの日々をブログ形式でお届け。ピースボートボランティアスタッフの体験記も綴ります。 ピースボートで世界一周するコツがわかるかも。

~Another ocean~想いの数だけ旅がある 船橋誠大

~Another ocean~想いの数だけ旅がある 船橋誠大

「~another ocean ~想いの数だけ旅がある」と題して、ピースボートセンターおおさか(ピーセンおおさか)で活動するボランティアスタッフを紹介しています。今回紹介するボランティアスタッフは、海外就職を目指している大学生・船橋誠大さんです。

自己紹介

はじめまして、ピーセンおおさかでボランティアスタッフをしている船橋誠大(ふなはしせいた)です。

みんなからは「エドバブ」と呼ばれています。「エド」はエドシーランから、「バブ」はバオバブの木からとっています。

一番好きなエドシーランの曲は「Thinking out loud」です。ご存じない方はぜひ聞いてみてください!

以下にプロフィールをまとめました。
職業:学生(近畿大学国際学部3回生)
年齢:20歳
地元:大阪府豊中市
好きなお菓子:グミ全般、たまごボーロ

ピースボートの地球一周の船旅を目指した理由

<ピーセンおおさかで、ボランティアスタッフのみんなと>

幼いころから、外国の世界遺産など日本では見ることのできない景色にあこがれていて、いつか必ずそれらを自分の目で見てみたいと思っていました。

なので、初めてピースボートのポスターを見た時、「99万円で地球一周?めっちゃええやん」って感じでした(笑)。

また、近畿大学のプログラムで5か月間のアメリカ留学を経験し、将来は英語力を生かして海外の旅行会社に就職したいと考えるようになりました。

ただ、一度就職してしまうと世界中を旅するような時間を確保することが難しいだろうと思い、時間を自由に使えるうちに乗ろうと考えたわけです。

これまでのピースボート参加者の中には、大学を休学して乗ったという方も多くいらっしゃいますが、私は大学を卒業してから乗ろうと考えています。

大学卒業後の2年間を使って、ピースボートでの世界一周、ワーキングホリデー、そして海外インターンシップを行い、オーストラリアかカナダで職に就く、というのが現時点でのプランです。

ピースボートに乗って様々な人生背景を持った人たちとかかわったり、旅先で自分の知らない世界のリアルに気づいたりする経験は、将来世界を舞台に仕事をするうえで必ず役に立つと思います。

私にとってピースボートに乗るということはゴールではなく、その先へ進むためのステップであると思っています。

どんな旅にしたい?

1,000人の乗客がいれば、1,000通りのストーリーがあって、1,000通りの船旅になります。私も、自分の船旅を他の誰のものとも似つかない、ユニークな船旅にしたいと思っています。

今はまだ具体的にどんな事をするか決めていませんが、どんなかたちであれ、自分が人間的に成長できる船旅になればいいなと思います。

地球一周の船旅と聞くと、世界の国々を回りながら観光したりする事がメインと感じますが、実際は船の上で出会うクルーズ参加者たちと関わる時間が最も長いです。

なので、国籍、年齢関係なく色々な人に話しかけて、その方々の生き方から多くのことを学ぼうと思っています。(書きながら「我ながら真面目やなぁ」と思ってます(笑)。)

今どれくらい割引たまっている?

ボランティアスタッフは活動に応じて船賃の割引を受けることができます。

<岡山へポスターを貼りに行った時。2泊3日で桃太郎発祥の地を駆け巡りました!>

2022年12月から、週に2回程度、大学の帰りにピーセンおおさかで2~3時間のボランティア活動をしてきました。

また、ポスター貼り活動も積極的に行い、他府県にポスターを貼りに行くキャラバンや、全国5カ所のピースボートセンターが参加してポスターを貼るイベント「P-1 グランプリ」にも参加しました。

結果、現在40万円を超える割引が貯まっています。ゴールは129万円なので、まだまだこれからです。

ぶっちゃけ、ピースボートってどう?

ピースボートに乗ったことのある人、ボランティア活動をしたことのある人は、ピースボートの魅力を知っています。

ただ、これからピースボートと関わっていこうと考えている方々にとっては、よくわからない点や疑ってしまう点も多いと思います。

私自身、両親にピースボートに乗りたい旨を伝えた時、しっかり反対されました。ピースボートのことをよく知らなかった分、心配してくれたのだと思います。

ネット検索で「ピースボート」と調べても怪しい噂が色々書かれていたりして、私もピースボートの門を叩く時には少し勇気がいりました。

ただ、私は誰かが作った噂を鵜呑みにして善悪をつけるのが嫌だったので、自分で実際に行ってみて判断しようと思ったのです。

ピーセンおおさかで説明会に参加した時、対応してくれた山口優樹(通称:グレー)さんというスタッフの方に、浴びせるように色々質問したのを覚えています。

<グレーさん(左)と>

グレーさん、あの時はごめんなさい(笑)。 グレーさんは一つ一つの質問に対してとても丁寧に答えてくださいました。

私がここでネットの噂が間違っていることを説明したりすると長くなるので、現時点で懸念点のある方、不安な方は、まずピースボートに相談してみてください。どんな些細な質問でも答えてくださると思います。

ピーセンおおさかってどんな場所?

<大阪駅付近での街頭募金の様子。非常に多くの方々が支援に協力してくださいました>

まだ乗船経験の無い私から伝えられることは、ボランティア活動の魅力と、ピーセンおおさかの魅力です。

ボランティア活動は、被災地や紛争地への支援として街頭募金を行ったりもします。

最近のもので例を挙げると、トルコ・シリア大地震の緊急支援募金として大阪駅近くで募金を行っています。

この他、戦争が続くウクライナへの支援や、カンボジアの地雷除去のための支援なども継続的に行っています。

自分一人ではなかなか行動に移せない社会貢献も、ピースボートのボランティア活動を通してできるところが魅力だと思います。

<ピースボートは支援物資を集めて船で現地に届けるという活動も行っています。目に見える形で支援を行えるのは、とても貴重な経験ですよね>

また、ポスター貼りの魅力については、↓こちらの記事で詳しく説明しているので、よかったら見てくださいね。

ピーセンおおさかは、硬い印象は全くないです。エレベーターで2階に上がって扉が開くと、受付や仕切りのない、ただ開放的な1つの空間が目の前に現れます。

<ピーセンおおさかで打ち上げをした時の写真。左奥に見えるのがエレベーター>

ポスターを貼りに行った日の帰りだと、他のボランティアスタッフの人たちやスタッフの方々が「おかえり!」とか「お疲れ様!」とか声をかけてくださいます。

「行ってきます」とか、「ただいま」が言える、家のような空間なので、一緒に活動する人たちも、家族のように近しい関係になっていきます。

初めの頃はピースボートに来ることに緊張していましたし、正直懐疑的なところも少しありましたが、皆さんが暖かく受け入れてくださり、一緒に楽しんで笑っているうちに、自分の居場所が一つ増えたような感じがして、今では本当にこの場所が好きになりました。

また、私が家に帰って楽しそうにピースボートの話をする姿を見て、両親も段々と私の地球一周を応援してくれるようになりました。

最後にひと言!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事を読んで少しでもピースボートのことに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

私は2025年4月に出航する第120回クルーズに乗船予定なので、あと2年くらいはピースボートセンターおおさかにいます!

軽い気持ちでいいので、一度遊びに来てください!

 

文:船橋誠大  編集:森田幸子

活動内容に応じて船賃が割引になるボランティアスタッフは、随時募集しています。詳しくは以下をご覧ください。
ボランティアスタッフ募集