ピースボート災害支援センター(PBV)は福島県と千葉県で復興支援をおこなっています。被災地で活動するボランティアを募集中です。
こんにちは! ピースボートセンターおおさかでスタッフをしています尾形康仁です。 あだ名はとんぼと呼ばれています。 好きな言葉は3つ。食べ放題・バイキング・ビュッフェです。
大阪でピースボートスタッフとして働き始めてからもうじき4年が経ちます。そうなんです!実は私、大阪で育ったわけではないのです。関東の千葉県成田市で生まれ育ち、ピースボートに出会い活動を始めたのはピースボートセンターとうきょうでした。そして東京で活動したのち、大阪に移動してきました。
生まれ育った千葉県が台風15号、19号の被害を受けたため先日実家に帰りました。実家がある千葉県成田市は、成田空港があるところで知られています。 そのほかには、里山や田園風景が広がるいわゆる田舎です。私が住んでいた家から最寄りの駅へと向かうのに山を3つも越えていきます。
今回の台風の影響で山道に土砂や倒木が邪魔をしたりと移動するのにも苦労をしました。 近所では主に、落花生やスイカなどの作物の栽培が盛んですが、栽培するために必要なビニールハウスなどが台風により飛んでしまい、残骸がそこら中に転がっていました。
隣家では倉庫が飛ばされ大破していたり、被災から1か月以上が経過しても屋根の修理業者がまだ作業をおこなっている家々も見受けられました。 私の実家も数日の間、停電が続いていました。
昨年は、西日本豪雨災害の際に全国から協力を受け多くの支援がありました。関西から関東では物理的な距離はありますが、ぜひお互いが助け合っていくことがさらに盛んになったらと思います。
ピースボートでも台風15号、19号の被害を受けた千葉と福島で支援活動をおこなっています。みなさんのできる方法でご協力いただけたらうれしいです。
福島県で活動する災害ボランティアを募集しています
2019年10月12日から13日にかけて、台風19号が大型で強い勢力を保ったまま日本列島に上陸しました。広い範囲で記録的な大雨をもたらし、12都県で大雨特別警報が発令されました。145カ所で堤防が決壊し、6万軒をうわまわる甚大な浸水被害を各地にもたらしました。
ピースボート災害支援センター(PBV)では、台風19号で甚大な被害を受けた福島県いわき市、そして9月上旬に台風15号の被害を受け台風19号によってさらに被害が拡大した千葉県鋸南町を中心に支援活動を実施しています。
福島県いわき市でボランティアが足りていません!
福島県いわき市では、床上まで浸水した家屋が5,000棟を超えると見込まれています。この数字は、昨年、西日本豪雨で大規模な被害に遭った岡山県倉敷市の被害件数に匹敵します。倉敷市では、日によっては2,000人以上のボランティアが活動しましたが、いわき市災害ボランティアセンターでは、平日では100人前後、週末は300人程度。
圧倒的に災害ボランティアの手が足りていません。以下のリンクをご覧いただき、ボランティアにご協力いただける方はリンク先の応募フォームよりお申し込みください。
千葉県鋸南町でも支援を続けています
千葉県鋸南町では、台風15号の影響で多くの家屋の屋根が飛んだり破損しました。その後の台風19号によって応急的に貼っていたブルーシートも飛ばされ、雨水が家屋に浸水するなど被害が拡大しました。高所作業経験のあるボランティアが中心となって屋根にブルーシートを張るなどの補修作業を行っています。
先日、コメディアンとして活躍されている福島カツシゲさんが、この活動に参加してくださいました。現地の状況をブログに書いていただきました。被災地の様子がよくわかると思いますので、ぜひご覧ください。
緊急支援募金にご協力ください
緊急支援活動のための支援募金を立ち上げました。皆さまのあたたかいご寄付、ご協力をお願いします。
最新情報は……
現地の状況や支援活動は刻一刻と変化しています。随時ウェブサイトやfacebookページでお知らせしています。
ボランティアやご寄付の詳細はこちら→PBVウェブサイト
最新情報はこちら→PBVフェイスブックページ
みなさまのご協力をよろしくお願いいたします!
ピースボートスタッフ 尾形康仁