昨年の8月に出航した第95回クルーズ。
このクルーズに参加した有志13名が報告会を開きました。
地球一周を旅したからこそ見える景色、船内での生活、現地を訪れるまでは知らなかったことなどを5つのテーマに分けて話してくれました。

その模様をお届けします。

1、期待していない国ほど魅力にハマる!?

全24寄港地を旅してきて、どこの寄港地が思い出に残ったか報告会をしたメンバーにアンケートをとりました。

その結果・・・

第3位 クロアチア(ドブロブニク)、モンテネグロ(コトル)
第2位 ギリシャ(ピレウス)、アイスランド(レイキャビック)

第1位 キューバ(ハバナ)

でした!

1つに絞れていないですが、それくらいどこの国も魅力的だったんですね!
上位2つの国でのエピソードも話してもらいました。

2位のアイスランドがランクインした理由は、
オーロラ鑑賞!
写真にもはっきりと写ってますがとても幻想的ですね。
こんな景色を見てしまったら忘れられませんね♪

そんなオーロラを差し押さえての1位はキューバでした。
1位の理由は、現地の人とのふれあいがあったからでしょう。

キューバではクラシックカーに乗って町散策をしたそうですが、現地で出会って仲良くなった人とダンスを踊っている動画を見せてくれました。
南米に住む人たちは本当に気さくで親しみやすい性格なのですぐにうち解けて、言葉の壁を越えて国際交流することが出来ます!

会の中でも意外と乗船する前に楽しみにしていた国より、あまり期待していない国のほうが良かったという声もありました。
このランキングからもわかるように景色や世界遺産はもちろんですが、現地での人々との出会いが濃く思い出に残るみたいですね。

2、ツアーでは出会いや学びがたくさん

そんな現地の人との交流を楽しみにしている人にオススメなのが「交流ツアー」です。

もちろんツアーをとらずに船内でできた友人と町散策をしたり、世界遺産を見に行ったり自由行動することもできます。

オプショナルツアーの場合は、乗船前に予めツアーを予約します。
ピースボートのツアーは種類がたくさんあり「観光」「見聞」「検証」「交流」とカテゴリー分けされています。

スリランカの交流ツアーでは、
カレーを手で食べたり、民族衣装を着させてもらったり、スリランカの文化に触れることができました。
逆に、日本の文化にも触れてもらうために習字で文字を書いたり、浴衣を着せてあげたりお互いに文化体験で交流します。
たった1日ですが濃い時間を過ごすのでとても仲良くなります。
言葉は通じなくてもお互いの国の文化を通じて交流します。自然と思っていることが伝わるのも不思議ですね。

ピースボートの交流ツアーではそんな、通常の旅ではできないような経験や出会いが待っているので地球一周中どこか1つでも経験してもらうとひと味もふた味も違う地球一周になるでしょう。

3、船内生活は1000通り

100日間のクルーズのうち移動の時間(洋上生活)が大半を占めます。
乗船前は船内でどんな生活をしているのかなかなかイメージが出来ませんが、乗ってみると毎日イベントが盛りだくさんです。
人によって過ごし方は様々ですが、今回は3名が船での過ごし方を紹介してくれました。

地球大学

佐々木理江さんは「地球大学」という有料のプログラムを受講していました。

地球大学とは、地球を旅しながら世界の様々なことを学び、深めるというものです。
洋上区間では毎日ゼミがあります。
そして3ヶ月で学んだことを発表する場もあり、学び意欲のある方にはオススメです。

〜ゼミの様子〜
〜地球大学卒業式〜

船内チーム

〜企画チーム〜みなさん良い表情ですね♪

船内チームとは船内の運営をお手伝いしてもらう有志のメンバーです。
今回は船内の企画を一緒に考えて作り上げるチームで活躍していた長亜美さんにお話を聞きました。

「運動会ではいろんな世代の参加者をまとめるのが大変だったけど、実行委員として関わることで達成感を感じることができました。
大変なこともたくさんあったけど、企画チームとして関わることができて良かったと思っています。」

自主企画

クルーズの参加者が主体となって行う企画です。みなさん趣味や特技を使って自主企画をされますが、今回はバンドが好きな山内翔さんに話してもらいました。

「最初はバンド好きで集まっていた企画でしたが、徐々にバンドや楽器をやってみたいという初心者の人も参加してくれるようになりました。最終的には多くの人を巻き込んで”洋上FES”という大きな企画にできたのが嬉しかったです。」

楽器好きな人で集まってバンド結成! 〜練習風景〜
練習の成果を発揮〜洋上FES〜

4、ボランティアスタッフの経験がより船内を充実させる

地球一周する前のボランティアスタッフ期間も思い出に残っているという高木翔平さん。彼はボランティアスタッフをすることで、なんと船賃の「全額割引」を達成して乗船しました!

「楽しいことばかりではなく大変な面もあったけど、一緒に目指して頑張っている仲間がいたので最後まで諦めずにできました。仲間の存在は大きかったですね。あと、スタッフの人と目標を立てて効率よく目指すことが出来たので相談に乗ってくれる環境があるのも良かったです。」

また、ボランティアスタッフとしての活動は一切せずに乗船するという方もいらっしゃいます。
普段はなかなか仕事でセンターに通えない社会人の方も、センターではたくさんのイベントを行っているので仕事終わりにイベントに参加して情報収集をするという方もいます。
清谷あすかさんもそのうちの1人でした。

「センターにはみんなに会いに来てました。最初は95回クルーズではなく、違うクルーズに乗船したいと思っていたけど通っているうちに一緒に乗船したいと思える仲間がたくさんできて、最終的には誰と乗るかで決めました。」

人それぞれ関わり方は違いますが、自分にあったカタチでピースボートに関わることができるのもボランティアスタッフのメリットです。

 

5、地球は繋がっている

この報告会の司会を務めてくれた北川智大さんは最後に「地球一周を経験して」というまとめの中で、良い意味でも悪い意味でも地球は繋がっていると話してくれました。

「いろんな国を訪れていくなかで見えたものは、私たち先進国のわがままを我慢している発展途上国の人がいて、しわ寄せがいっているんです。知らないうちに自分たちも彼らの自由を奪っていたんです。少し暗い話になってしまうけど、それが現実に起こっていることなんです。話では聞いたことあったけど、現地を訪れて、実際に見ることが衝撃でした。実体験に勝るものはないと思います。」

どのような選択をして生きていくか、というのが新たな課題だそうです。
また、各地での交流ツアーも印象に残っていたそうで言葉の壁を越えて関われるというところでも繋がりを感じたそうです。


こうして振り返ると同じ地球一周でもそれぞれ違う経験をしているなと感じました。
3ヶ月間で学びを深めた人もいれば、船内のイベントに力を入れて頑張っていた人、
ゲストの方から多くを学んだ人、自主企画でいろんな人との繋がりを作った人。

1000人いれば1000通りの地球一周があります。
今回の体験談では100日間のうちのほんの僅かしか触れることはできませんでした。
なかなか近くで「地球一周した!」という方は少ないかもしれませんが、ピースボートセンターはその真逆です。
地球一周に興味がある!という方はぜひピースボートセンターへお立ち寄りください。

95回クルーズのみなさん
すてきな体験談をありがとうございました!

〈後列左から〉 長亜美さん(村長)、三尾紗希さん(みおさき)、山内翔さん(スナフキン)、清谷あすかさん(ジェンヌ)、佐々木理江さん(りえさん) 〈前列左から〉 菊池美咲さん(きくまる)、北川智大さん(満太郎)、高木翔平さん(からくさ)

Peaceboat:yu-kiwada