ワン・ワールド・フェスティバルにブース出展しました

2月3日と4日に西日本最大の国際協力のお祭りであるワン・ワールド・フェスティバルが開催されました。国際協力に関わる約100団体が参加し、ピースボートもブースを出展して私たちの活動についてアピールしました。
ボランティアスタッフとしてお手伝いしてくれた荒木七海さんがそのときの様子と感想を書いてくれました。

 

多くの方に地雷除去のための募金にご協力いただきました

私たちピースボートは「ピースボート地雷廃絶キャンペーンP-MAC」としてブースを出展しました。P-MACとは、カンボジアで地雷除去を行っている政府機関やNGOなどへの支援を行うプロジェクトです。「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」と称して街頭募金をおこない、集まった募金はカンボジアの地雷除去に使われています。

ブースではP-MACについての説明を行ったり、地雷被害者の方が作ったアクセサリーの販売も行っていました。様々な方に私たちが行っている活動を聞いてもらいました。そして、地雷除去のための募金にもご協力いただきました。

ブースにお立ち寄りいただいたたくさんの方に興味を持っていただけてとてもうれしかったです。

みなさんご協力ありがとうございました。

世界のことを学んで新しい発見いっぱいの2日間

ワン・ワールド・フェスティバルには様々なNGOやNPO団体が参加をしていたので、私も会場内を見学して楽しみました。戦争・貧困・食料問題・病気・動物保護など様々な問題に取り組んでいる100近くの団体がブースを出していました。

中には高校生が出展しているブースもあり、自分より年下の子たちも頑張っている姿は刺激的でした。どのブースでも説明してくれる人たちはとても力強く、輝いて見えました!

社会問題に取り組む団体が目立つ中、留学や異文化交流のブースや、世界各地のダンスショーもありました。音楽・食べ物・民族衣装などの体験型のブースもとても楽しかったです。

最後に・・・

わたしは今年9月に出航するピースボートの第99回クルーズに乗船しようと思っています。その中で、カンボジアの地雷問題を学ぶツアーにも参加します。今回、ワン・ワールド・フェスティバルに参加することで自分自身がカンボジアの歴史についてもそうですが、この世界のことをなにも知らないと感じました。

戦争という辛い過去から目を背けてしまいがちですが、これをキッカケに様々なことに目を向けられるようにしたいなと思いました。

 

 

文:荒木七海  編集:和田有紀