ピースボート大阪のスタッフブログ

ピースボート大阪のスタッフの日々をブログ形式でお届け。ピースボートボランティアスタッフの体験記も綴ります。 ピースボートで世界一周するコツがわかるかも。

春は世界一周のベストシーズン!桜の季節に旅に出よう

春は世界一周のベストシーズン!桜の季節に旅に出よう

ピースボート地球一周の船旅、ヨーロッパを堪能するなら春クルーズ!

こんにちは。ピースボートの富岡あゆみです。

ピースボート は春・夏・冬と年に3回の地球一周の船旅を計画しています。説明会などでも、どの時期がおすすめですか?とよく聞かれるのですが、どのコースもその時期ならではの見所があるので、正直全部おすすめです(笑)。今回はもうすぐ春がやってくる!ということで、ピースボート の春のクルーズの魅力をご紹介します。

時期がいい!〜何か新しいことを始めたくなる季節〜

4月は暖かな陽気に誘われ、草花が咲き、動物や虫たちが顔を出しはじめます。空は青く澄み、爽やかな風が吹き、すべてのものが清らかで生き生きとする頃。日本では新年度もはじまり、入学式や入社式など、新生活がスタートする節目の月ですよね。さまざまな「はじまり」の予感にエネルギーが湧いてくるこの季節、旅立ちの時期にもぴったりではないでしょうか!

実際に3月末で仕事を退職して船に飛び乗りました!という方も多いです。私自身、転職をきっかけに8年前に乗客としてピースボート に乗船しました。春クルーズをおすすめする記事なのに恐縮ですが乗船したのは夏出発のクルーズです(笑)。本当は春に出発したかったのですが、資金面の兼ね合いで断念!

憧れの春クルーズに乗ったのはピースボートスタッフになってから4年後の第98回クルーズ(2018年)です。実際に乗船してみて船旅デビューに春航路はもってこいだと感じました。桜の咲く頃に世界一周の旅へ出かけませんか?

季節がいい!〜初夏のヨーロッパは心地良すぎる〜

4月出航のクルーズでは5月から6月にかけてヨーロッパを訪れます。初夏を迎えるヨーロッパは暑すぎず寒すぎず、ポカポカとした陽気で歩いているだけで気分が上がります。

写真で表すならまさにこんな感じです(笑)。こちらはマルタ島のバレッタ。私の大好きな港町ですが、みなさんもきっと全身で陽光を浴びたくなりますよ。のんびり港町を散策するもよし、ベンチやテラスのあるカフェで時間を忘れておしゃべりするもよし。

船酔いが心配な方にもおすすめな時期

春のクルーズはエーゲ海や地中海などヨーロッパ人気の港を数多く訪れます。温暖な地中海性気候で波も比較的穏やかです。大型客船なので船酔いはそこまで心配する必要はないですがこの時期はより安心です。

北欧へ訪れるクルーズは「春」航路のみ!

北欧とは、スカンジナビア諸国(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー)と、アイスランド、フィンランド、バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)の8か国を総称した地域を指します。この北欧諸国へ行けるのは春だけの特典です。ピースボートクルーズは毎年少しずつ航路も変えていますので、現在発表中の2022年と2023年の春クルーズでも訪れる北欧地域は異なります。 ※春航路でも北欧が航路に含まれない場合もあります。

2022年春クルーズ〜初夏の北欧全5カ国をめぐる〜

人気の北欧全5カ国、デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドを一気に巡ります!北欧のベストシーズンに訪れるので毎日カラッとした青空が広がり色鮮やかな美しい街を歩くのには最適な季節です。どの寄港地も港から街まで近い距離にあるので自由行動もしやすいです。日本にも広く浸透してきている北欧発祥の雑貨などのお土産を買うのも楽しみですね。

北欧5か国をめぐる地球一周の船旅

詳しくは以下をご覧ください。
ピースボート地球一周の船旅 2022年4月出航 Voyage111(北欧&アラスカコース)

また国連が発表している「世界幸福度ランキング2020」では1位フィンランド、2位デンマーク、4位アイスランド、5位ノルウェー、7位スウェーデン。北欧諸国が上位を独占状態。これすごくないですか?事前に北欧の生活の豊かさについて学んでおくと街歩きをしている時により気づきの多い時間を過ごせるかもしれません。

2023年春クルーズ〜極北の地にある数々の寄港地をめぐる〜

こちらはピースボートでも非常に珍しい航路です。かつて大航海時代に訪れた冒険家によって「ノールカップ(北の岬)」と名付けられた北極への玄関口”ホニングスヴォーグ”や、北極点までわずか1,300Kmに位置する世界最北の町・ロングイェールビーンなど、ロマンあふれる大自然のもとに息づく極北の地にある数々の寄港地を訪れ、冒険家たちの夢の足跡をたどります。

極北をめぐる地球一周の船旅

詳しくは以下をご覧ください。
ピースボート地球一周の船旅 2023年4月出航 Voyage114(北極航路 ヨーロッパ&中米コース)

北欧の人気の港町を回る2022年クルーズ。飛行機ではなかなか行きにくい冒険心くすぐる極北へ訪れる2023年クルーズ。みなさまどちらがお好みでしょう〜?

白夜体験は大きなおまけ!

船の上での白夜体験は初夏に北欧を訪れるクルーズだけの楽しみです。白夜は真夜中になっても薄明になっているか、または太陽が沈んでも暗くならない現象のこと。高緯度の地域でだけ見られる白夜は、日本では見られない不思議な光景ですよね。デッキに出て、夕焼けのような朝焼けのような神秘的な空に思わず見とれてしまいます。

船旅ならではの遊覧ポイントが目白押し

船旅の醍醐味は何と言っても一歩外に出ると海の景色が広がっていること。ぐるりと地球を一周すると、海の色合いや波の表情も訪れる海域で全く異なることに驚かされます。中でも楽しみなのが船での遊覧です。二大運河であるスエズ運河・パナマ運河はもちろん、春のクルーズではノルウェーのソグネフィヨルド遊覧や北極圏の通過と、船旅ならではの体験が盛りだくさんです。

個人的に一押し!ソグネフィヨルド遊覧

ノルウェー語で「入り江」を意味する通り、フィヨルドとは氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江のことです。ノルウェーに入ると世界で2番目に長く深いソグネフィヨルドを遊覧します。するりするりと水面を滑るようにゆっくり船は進んで行きます。そしてソグネフィヨルドの支流、2005年にユネスコ世界遺産の自然遺産として登録されたネーロイフィヨルドも遊覧します。

最も狭い場所で幅250mしかなく、この地域で最も狭いフィヨルドです。またフィヨルドだけでなく、山や渓谷、川や滝、フィヨルドに囲まれた小さな村々などの見どころ満載です。実際の遊覧の様子をご覧になりたい方はコチラ〜!

私が乗船していた第98回クルーズは早朝から雲ひとつない晴天!お天気にも恵まれ最高のフィヨルド遊覧でした。圧巻の自然を前に、外のデッキでコーヒーを飲んだり、ランチを食べたり…贅沢の極み!

ソグネフィヨルド遊覧

ちなみに2022年航路ではさらに、ピースボートクルーズでは約10年ぶりとなるアラスカフィヨルドの遊覧、2023 年航路では極北の地でコングスフィヨルド遊覧やアイスランドのエイヤフィヨルド遊覧も予定されています。一言で表現すると「遊覧祭り」です(笑)。雄大な景色を船から思う存分眺めたい方にはたまらないクルーズだといえます。

クルーズを選ぶポイントはズバリ!「タイミング」か「絶対行きたい場所が航路に入っているか」だと思います。地球一周の船旅は約100日間なので時期の調整は少しハードルが高い旅です。航路よりも”この時期にしか行けない”ということでタイミングで選ぶ方も多いです。

はたまたマチュピチュ遺跡が見たい!北欧へ行きたい!ピラミッドが見たい!など行ってみたかった憧れの場所で選ぶのもおすすめです。

タイミングはいつでもOK。航路へのこだわりもなく色々な国へ一気に行きたいという方はぜひ春航路を選んでみてはいかがでしょうか?

 

ピースボートスタッフ 富岡あゆみ