輝かしい新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。
2022年は依然、生活に制限は伴うもののWithコロナを念頭に、とりわけ世界が前に歩む一端を垣間見ました。
そして2022年11月15日には、国土交通省より国際クルーズ客船の日本受け入れが表明されました。
2023年は、海外へと寄港する日本発着クルーズ旅行の幕開けの年となります。
奇しくも2023年はピースボートクルーズの就航40年目の節目の年でもあります。変化を恐れず、これからも挑戦し続けてまいります。
この3年間は、皆さまを地球一周へとお連れできない現実に心砕かれる日々でした。
しかし、再びまだ見ぬ世界へと旅に出られる、あの心躍る瞬間は目の前です。
船の出航の合図である汽笛と共に世界を自らの目で見にいきましょう。
本年の「ピースボートセンターおおさか」の抱負は、“対面で人と出会い、言葉を交わすこと”です。
人と人とが直接語り合うこと、また英気を養う場でもある旅行や宴会・会食自体がコロナ禍ではリスクだと認識されました。
勿論ITの発展は目覚ましく出社しなくとも仕事ができる時代です。しかし、オンライン上での旅行や会議、飲み会にはどこか心寂しさ（うらさびしさ）を感じます。
昨年は、個人的に対面で人と会うことの大切さと、そして人や体験と出会うために自分の足で移動することの本質を改めて見直しました。
人が思いきり迷い、悩み、うまく行かない時も、心の底から笑い合える瞬間も、その大切な一時を本年は皆さまとピースボートセンターおおさかで、そして洋上で共有させてください。
皆さまの人生の一端を少しでも彩ることができる、第二の家のようなアットホームなピースボートセンターおおさかの運営と企画の実施、出航までのサポートを今まで以上に心掛ける所存です。
略儀ながら新年のあいさつまで。本年もピースボートセンターおおさかを、変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
ピースボートセンターおおさか 野々村修平
