こんにちは!ピースボートセンターおおさか(ピーセンおおさか)でボランティアスタッフをしている西本玖莉朱です。
ピーセンおおさか では“すますま”と呼ばれています。
1月14日(日)~1月21日(日)にピースボート史上初の台湾キャラバンに参加してきました!
キャラバンとは、ピーセンから日帰りで行きにくい遠方にピースボートのポスターを貼りに行く、いわゆる「ポスター合宿」です。
今回の台湾キャラバンでは全国のピーセンから選ばれしボランティアスタッフ5人と引率のピースボートセンタースタッフのオキタで、未知の1週間を体験してきたので紹介します。
台湾到着!
私は今まで台湾に行ったことはなく、今回のキャラバンが初でした。「お店多いんやろうなぁ」とか「そもそもご飯美味しいんかなぁ」とか、漠然としたイメージしかありませんでした。
実際に台湾に到着して、空港から宿泊先に移動する道中は夜の移動にもかかわらずたくさんの光が見えて、お店の多さを物語っていました。
町のあちこちに臭豆腐や魯肉飯のお店があり、その独特の匂いに台湾に着いたことを実感しました。
台湾では毎日たくさんの夜市が開催されていて、初日の夜は観光を兼ねてみんなで晩ご飯を食べに宿泊先近くの夜市に向かいました。
水餃子がとにかく美味しくて、いろんな種類を頼んで食べ比べしました。出来ればもう一回食べに戻りたい(笑)。
手探りのポスター貼りスタート
台湾2日目からは現地でのポスター貼り活動を開始しました。
実は台湾にもピースボートセンターは存在します!
迎え入れてくれたマットさんとルーシーさんは台湾ピーセンのスタッフで、昨年の春の ピースボート地球一周の船旅 Voyage114 にも乗船していました。
他にも台湾で活動しているボランティアスタッフもいて、初めての海外でのポスター貼りに緊張していた私たちはその歓迎ムードにすごく安心しました。本当にありがとう!
初日のポスター貼りは完全に手探り状態。電車の乗り方も分からない。GoogleMapを見てもどこに行けばいいかわからない。
お店に入っても中文が分かるわけではないので、拙い英語と印刷していた中文を見せてのポスターを貼らせてもらう交渉。今振り返ればなかなか酷かったと思います(笑)。
2日目からは初日の反省を活かして自分なりのやり方を見つけて交渉していきました。
この日初めてポスターを貼らせていただいたお店でおにぎりを御馳走していただきました!すごく元気が出て、頑張ろうという活力になりました。
この日はみんなも初日よりもうまくいったという報告があって嬉しかったです。
伝えようとする気持ちが大事!即席中文講座で急成長
ポスター貼り3日目。この日は出発前に台湾ピーセンスタッフのマットさんに中文講座をしていただきました。
発音がなかなか難しく、電車移動中もたくさん練習しました。この日からは覚えたての中文で交渉しました。
最初はたどたどしくてなかなか理解してもらえない場面もあったけど、1日の終わりには理解してもらえるようになりました。思い返せばみんなこの日から急成長してた!
4日目、5日目、6日目とだんだん台湾でのポスター貼りにも慣れてきて、みんな着実に力をつけてきました。
最終日にはオキタがみんなの交渉中の動画を撮ってくれました。五人五色。みんなひとりひとり交渉の仕方も違って、見てておもしろかったです。
ボランティアスタッフのみなさんで動画が気になる人は、ぜひ参加したメンバーに見せてもらってください!
支えてくれた たくさんの仲間に感謝
長いようで短かった1週間。朝早くから夜遅くまで走り抜けました!
毎朝、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」を聴いて出発してポスターを張り、毎晩みんなで夜ご飯を食べる。
短い間のちょっとした日常だったけど、それが頑張ろうと思える活力になっていました。
夜中に話し過ぎて慌てて寝た日もあったけど、それもいい思い出になりました。
このキャラバンに参加できてよかった!このメンバーに出会えてよかった!本当にありがとう!!!
そして出発前やキャラバン中にたくさん応援してくれたみんな、本当にありがとう!
たぶん自分史上一番「頑張って」や「お疲れさま」をたくさんもらったキャラバンになりました。
可愛い似顔絵をもらったり、地球一周中のマチュピチュから動画を送ってくれた人も。
みんなの温かさにたくさん触れられたこのキャラバンは一生忘れられない思い出です。
ピースボートのボランティアスタッフ活動に興味を持っている人、まだキャラバンに参加したことない人、今までポスター貼りに苦手意識を持っていた人にも、このブログを読んで少しでも興味を持って「ボランティアスタッフやってみようかな」と思ってもらえると嬉しいです!
文:西本玖莉朱 編集:森田幸子