ピースボート流 地球の遊び方~サッカー大国メキシコでサッカー交流~
【ピースボート流 地球の遊び方】シリーズ

およそ100日間で地球をぐるっと一周するピースボート地球一周の船旅。訪れる港は20を越えます。その楽しみをさらに大きくしてくれるのがピースボートの「オプショナルツアー」。多種多様なツアーの魅力をお伝えしたい!ということで、実際にスタッフが参加したツアーの体験記をお届けしています。

こんにちは、ピースボートセンターおおさかの田上健です。

久しぶりにブログを書くのでなにを書こうかなと迷い、今回は地球一周中にメキシコで体験した交流ツアーをご紹介したいと思います。

メキシコ行くならサッカー交流がオススメ

僕が参加したのは「サッカー大国メキシコでサッカー交流」というツアーです。タイトルからしてすごく楽しそうです。

僕が参加した第99回ピースボート地球一周の船旅(2018年8月出航)は、メキシコのマンサニージョに寄港しました。

太平洋に面したマンサニージョは、メキシコにとって商業や水産業、貿易における重要な港町の一つです。

ツアーの種類もいろいろありますが、僕が一番お勧めしたいのが絶対にサッカー交流ツアーです。

僕自身、スポーツは基本的に大好きなんですが、サッカーはあまりやってませんでした。でも、他の国のみんなとスポーツができるのは楽しそうだと思って参加しました。

またこのツアーは、サッカーできない人も試合を応援をしたり。選手の人と交流して楽しめます。

海の上でサッカー三昧の1か月間

このサッカー交流では、メキシコで一番強いと言っても過言ではない現役高校生チームと試合ができる!

なかなかこんな機会もないので、ツアーを取っていた20人のメンバーで集まり、メキシコに着くまで船の上で1か月間練習を重ねる所から始めました。

それまでサッカーをしっかりしたことなかった僕ですが、毎日毎日筋肉痛との戦いを続けながら、サッカー経験者に教えてもらい上達することができました。

ツアー当日まで、本当に部活みたいにサッカーをやっていました。メキシコに着く前からすごく熱い気持ちでした。

夢のビッグマッチ

メキシコに着くと本当のサッカー選手のように大きなバスに乗りお互い集中モードに入っておりました。

試合をするスタジアムに着くと、現地の高校生と監督、コーチなど約30人が迎え入れてくれました。

そして、ついに試合が開始されました。

間違いなく、夢のビックマッチでした。ここで一か月間練習してきたすべてを出し切りました。

ですが高校生たちは強いどころの話ではなく、鬼のようなスピードとシュート力ですべてが桁違いでした。

それもそのはずで、メキシコ代表に選ばれている選手も何名かいたんです。

前半戦に5点、後半戦に5点決められていました。すごい。

でも、なんとか点数を決めたい僕たちも後半終了まじか、パスが繋がりゴール前まで運びそのまま蹴ったボールがゴールイン。なんとか1点をもぎ取ることができました。

接戦とはいきませんでしたが、僕の中では全力で高校生と白熱した試合ができたと思います。

支援物資も届けました

また試合をするだけではなく、日本で集めたサッカーボールやユニフォームの寄付を行いました。

ピースボートの活動の1つに「UPA国際協力プロジェクト」というものがあります。

発展途上国や必要な物資が行き届いてない場所に日本で集めた物資を届けるという活動です。

僕たちが試合をしたチームもボールが足りなかったり、試合に出るユニフォームが限られていたりする環境で練習をしていました。

サッカーボールやユニフォームを渡して、とても喜んでもらえました。

こういう体験も自分一人で旅をしてもなかなかできないのでいいなと思いました。

みんなでタコス!

そして、体を動かしたあとはお腹が減るものです。

試合のあとは、一緒に汗を流したみんなでレストランに移動。みんなでメキシコ料理のタコスをお腹いっぱい食べました。

言葉は通じないメキシコの高校生でしたが、そんな中でも一緒にサッカーをして飯をつつけば間違いなく仲間になっていました。

スペイン語など喋れないのでジェスチャーで伝えていました。意外とジェスチャーだけで伝わるもので、インスタなども交換して今でも繋がっています。

いかがだったでしょうか?

サッカー交流ツアーの楽しさが伝われば嬉しいです。

こんな機会は他では絶対にないので、ピースボートに乗船したらぜひ体験してほしいです。

ピースボートセンターおおさか 田上健