タケルがえらぶ世界の「特にいい!海」ランキング発表

【地球を旅するピースボートスタッフがみる「世界」】地球一周すると世界中の海が違う表情で出迎えてくれる

【地球を旅するピースボートスタッフがみる「世界」】シリーズ

「地球一周の船旅」を出し続けることで地球を楽しみ、世界中の人々と出会い、文化・歴史を学び、紛争・環境・人権問題などグローバルな課題に取り組むピースボートスタッフが、ごく個人的な視点と興味でつづります。

みなさんこんにちは、ピースボートスタッフの田上健(タケル)です。今回は、僕が地球一周した時に思い出に残った海の話をランキング形式で紹介します。

船の旅では、いつも美しい海を見ることができます。もともと僕は、熊本県の田舎の方にある阿蘇市出身なので、見渡すかぎり山に囲まれて育ちまして、世界一周行くと決めた時から、海が3か月間も見られるとわくわくしていました。

世界中の綺麗な海を見られることも船旅ならではです。世界の海を見ていく中で気づきましたが、全然同じ色をしている海がないんです。そんな中から僕が選んだ特にいい!海トップ3を発表したいと思います。

世界の7つの海

まずは海の基礎知識です。世界の海は7つに分けられています。海と一言で表しても、7つもあるんですね。では、7つの海はどこなの?

地球上の海は、太平洋、大西洋、インド洋の3つの「大洋」と、この3つの大きな海の「付属海」があります。「付属海」はさらに大陸で囲まれた「地中海」、島や半島に囲まれた「縁海」に分かれます。 アラビア半島とアフリカにはさまれた紅海はインド洋の「地中海」、ヨーロッパの地中海は大西洋の「地中海」(同じ地中海という名前なのでややこしいですね)、日本海は太平洋の「縁海」ということです。

もっとも大きい海は太平洋で1億6,525万㎢あります。大西洋の2倍ぐらいの広さです。

ななななんと、7つの海は時代によって変わります。風まかせの帆船で行き来していた中世のころは、7つの海と言えば、南シナ海、ベンガル湾、アラビア海、ペルシア湾、紅海、地中海、大西洋でした。

現在は南太平洋、北太平洋、南大西洋、北大西洋、それにインド洋、北極海、南極海をさします。

海の豆知識コーナー

ランキングの前に、僕が個人的に気になっていたことを調べてお伝えするコーナーです。

なんで海って言うの?

「海(うみ)」は「大水(おおみ)」という言葉が由来らしいです。 「うみ」の「う」は「大」、「み」は「水」。ですから「うみ」は「大きな水」という意味になります。そのままって言ってしまえばそのままなんですけど、意外と知らべてみて気づかされました。

悲しくなったとき海を見に行きたくなるのはなぜ?

人がいない海はリラックス効果があるそうです。青色は不安を沈めてくれるんだとか。波の音も心を休ませてくれます。ヒーリング音楽で波の音が使われているのもこういうことなんですね。

多くの人には、海ってそんなによく行く場所ではありませんよね。悲しくなった原因がある日常生活から離れて、非日常の海に行ってリラックス。海には元気になる作用もあるみたいです。

だから、悲しくなったら無意識に海が恋しくなる。これ納得です。自分のイメージの中でも海はそんなものになっているのかもしれません。

なかなか、海についての疑問など調べる機会がなかったので是非皆さんも調べてみてね。

タケルが選ぶ特にいい!世界の海トップ3

第3位 ラッカディブ海

あまり聞きなれない海かと思いますが、インドの南の海、スリランカとモルディブなどが近くの陸地になります。日本からも距離的に行きやすい地域だと思います。

3年前の地球一周でモルディブに寄った際にこのラッカディブ海を訪れました。どっちかと言えば、深い色のコバルトブルーみたいです。濃ゆく深い青色!

見ていると非常に心が落ち着きます。

第2位 イオニア海

海っていっぱいありますね。イオニア海って聞いてもどこの海か全然ぱっと答えることができません。そのくらいいっぱいあります。ここは地中海のギリシャ半島とイタリア半島に挟まれたところにあります。

ギリシャのコルフ島に訪れてこの海を見ることができました。ここは、透き通った透明な青色です。すぐに服を脱いで海に入りたくなります。是非、訪れた際は、透明な青色の海に飛び込んでみてください。

堂々の第1位! カリブ海

第1位だけ、特に綺麗さが全然他とは桁違いでした。カリブ海にあるジャマイカを訪れた時に行った、ドクターズケーブビーチです。

なんといっても海の透明度が、僕が世界一周で回ったどの海よりもありました。写真を見てもらうとわかりますが加工なしでこの透明度。正直言って、この海の色を見てしまった後は、他の海に行っても感動が少なくなってしまいました。それぐらいきれい。

ジャマイカと聞くと治安など大丈夫かなと心配な方もいますが。ヨーロッパやアメリカからの観光客が多くて、みなさんバカンスに来られているような場所です。

是非、行ってみて!

                                            

旅の思い出がいろんなことを知るきっかけになる

このブログを書くにあたって、旅の思い出がいっぱいよみがえってきました。旅の思い出をたどっているうちに海のことを書いてみようって思っていろいろ調べてみました。旅って、自分が今までぜんぜん興味なかった分野にも、興味を持たせてくれるものだなと、改めて思いました。

今回は、海について僕が感じたことを書きましたが、もっともっと旅の思い出をたどれば、そこから色んな分野に興味がわいていきそうです。

みなさんも、自分の旅の経験からいろんなことを調べてみてはいかがでしょうか。

 

ピースボートスタッフ 田上健