第101回ピースボート地球一周の船旅が出航しました!

4月21日、五大陸をゆく第101回クルーズが大阪港から地球一周へ旅立ちました。

こんにちは、ピースボートセンターおおさかでスタッフをしています「もこみち」こと小道誠也です。走る稲妻と呼ばれている僕のことを知りたいなという方はこちらの記事に僕の全貌が!?(笑)

「地球を舞台に熱いハートでやりたいことへ全力投球」小道誠也

1,000名の参加者とともにピースボートの船が出航!

さてみなさん、4月21日はなんの日だったかご存知でしょうか?

<海遊館と天保山の観覧車をバックにピースボートが出航。写真:大阪港クルーズ情報facebookページより>

そう!五大陸をゆく第101回ピースボート「地球一周の船旅」が大阪港を出航した日です!五大陸を巡るのももちろん、皆既日食を見られるチャンスがあるというのが、このクルーズのハイライトです。

これまで関西では神戸港から出航していましたが、今回は大阪港。大阪港からの出航は、36年目をむかえるピースボートにとって初めてとなります。

101回クルーズには、前日に出航した横浜港とこの日の大阪港から、あわせて約1,000名の方々が乗船されています。その中には、金銭面がネックで一生懸命割引を貯めて、夢の地球一周へのキップをつかんだボランティアスタッフもいます。僕は、そんな彼らがピースボートに来たばかりの時から乗船するまでを見てきました。

一人ひとり、笑顔で船に歩いていく人もいれば、家族や友人たちと100日間離れることへの寂しさから涙を流す人、また会おうと握手したり抱き合う姿……。たくさんの表情を見ながらお見送りをしていると僕自身も自然と目に涙を浮かべていました。

いろんな困難を乗り越えて地球一周を目指したからこそ、たくさんのドラマが一人ひとりに存在する。出航は本当に僕にとっても特別な日。例えるならば、先生が生徒を見送る卒業式みたいなものかもしれません。(経験したわけではないのでわかりませんが……)

色とりどりの紙テープを眺めながら感動の出航式

そしてお客様が全員乗船し、出航式の時間がやってきました。港を出航するタイミングの30分前に出航式というセレモニーを行います。ピースボートの船旅はここ最近だと満席の約1,000名の方に乗船していただいており、参加者の8割の方が日本の方、2割が外国籍の方となっています。

出航式は個人的にもとても感動する瞬間。参加者のご家族、友人などもたくさんお見送りに来られ、多いときは倍の2,000人以上の方が来られます。船長やクルーズディレクターの挨拶、そして参加者代表の声などが続きます。

一番の見所は、乗船している参加者に色鮮やかな紙テープが配られ対岸のターミナルに投げる瞬間。想いとともに投げる紙テープ。これがなかなか対岸には届かないんですね(笑)。僕も何度か挑戦したことがありますが、一度も届いたことがありません(泣)。ぜひこの記事を読んだみなさんも乗船した際は一度チャレンジしてみてください!

参加者が投げた紙テープはまるで色鮮やかな花のようで、風が吹くとその花びらが舞い散るような光景が広がります。出航を彩るメインイベントなんです。

すべてが感動の大阪出航でした

お見送りには大阪港のマスコットキャラクター、「チコりん」と「ぬえもん」も登場しました!そして港の職員の方が僕に「大きく手を振ってあげてください」と言って大きな手のひらの看板を渡してくれました。その言葉すら感動してしまう自分。無我夢中で大きく手を振りました。

そして大きな汽笛とともに船が出航しました。ゆっくりと離れていく夢の船。影が小さくなっていくのに、大きな「行ってきまーす」という声は港にも響きわたります。それに対して港からの「行ってらっしゃーい」。言葉の力は偉大であり人の心を感動させる力がある。大阪港の出航は本当に来てよかったです!!!

104日間の長旅を終えて大阪港に帰ってくる日、成長したたくさんの仲間と出逢えるのが今からとても楽しみです。

 

ーこの場をかりて101回クルーズに乗船したみんなへー

新たな始まりから終わり、いや「始まりから始まり」を支えさせてもらったことにまずはありがとうと言いたいです。心から本当に、本当にありがとう。行ってきます!楽しんできます!ありがとう!たくさんの言葉を僕に投げかけてくれたみんな、その一つ一つの言葉が僕にとってかけがえのない宝物であり財産です。

 

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ピースボート 地球一周の船旅

 

ピースボートスタッフ 小道誠也