〜another ocean〜想いの数だけ旅がある 杉浦琴音

「another ocean ~想いの数だけ旅がある」と題して、現役のボランティアスタッフを紹介しています。今回紹介するボランティアスタッフは、全クリ(船賃全額割引クリア!)して12月27日には地球一周へと旅立つ杉浦琴音さんです。

自己紹介

石川生まれ、石川育ちの大学4回生です。 ピースボートに乗るために大学を休学して、 大阪のシェアハウスに住みながら、 約3ヵ月半ボランティアスタッフをしました。

ピースボートの地球一周を目指した理由

幼い頃から、日本とは異なる文化や言葉を持つ海外に興味がありました。留学をしたいと何度も考えましたが、”お金がない”、”時間もない”、”他にやりたいこともある”…などと考え、いつしか夢は消え(たと思っ)ていました。

私は大学3回生になり、就職活動をしていました。周りの友達が社会に出ることを嘆く中、私は大学を4年で卒業して働くことが当たり前だと思っていました。しかし、就職活動が進んでいく中で感じる心の違和感を無視することができなくなっていました。

「一度しかない人生、私が”今”本当にやりたいことってなんだろう」、「お金も時間も何も気にしなくて良いのなら一体なにをしたいんだろう」。そう考えたときに沸き上がってきたのは「もっと世界を見てみたい!」という想いでした。

いつかはやってみたかった地球一周。様々な旅の手段があるなかでも、文化や人々の出会い、学びを深めることができるピースボートの旅は、今の私にピッタリだと思いました。 旅の過程で、自分の力だけでは得られにくい学びや成長の機会が多くあることがとても魅力的に感じます。 また、ボランティアスタッフ制度を使って自分の力で夢を叶えるチャンスがあることも、私にとっては大きな決め手となりました。

ピースボートセンターおおさかってどんなところ?

私にとってはFamilyです。 ボラスタ生活では、楽しいことも悩んだこともたくさんありました。楽しいときは一緒になって笑って、悩んでいるときは誰もが親身になって相談に乗ってくれ、もう一度前向きな気持ちにさせてくれる。私以上に私のことを信じて、地球一周の夢を応援してくれました。

ポスター貼りに出発するときの「いってらっしゃい!」、帰ってきたときの温かい「おかえりなさい!」。この言葉に何度も助けられ、背中を押されました。

最後にひとこと

私がいつも心に留めておきたい言葉のひとつに、「欲張り、こだわれ、自分らしく、人間くさく」というものがあります。 誰のものでもない、私の人生です。この世に生まれ、ここまで生きてこられたことが奇跡なら、最後まで大切に命を燃やし尽くしたいと思っています。

心の移り変わりは早いものだとおもいます。常に自分自身の変わりゆく本当の想いに耳を傾けて、私の人生を歩んでいきたいです。 小さな一歩でも踏み出してしまえば、前進します!広い世界を見に行きましょう~!

文:杉浦琴音 編集:森田幸子

活動内容に応じて船賃が割引になるボランティアスタッフは、随時募集しています。詳しくは以下をご覧ください。
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