みなさん、こんにちは。ピースボートスタッフの田上健（タケル）です。前回は、世界の海についてランキング形式で紹介したと思いますが、今回は僕が今こだわっている髪型の紹介をしたいと思います。
1～2年前から、バーバースタイルという文化にはまっています。世界を周ればいろんな髪型が存在し、「日本ではこんな髪型誰もしてないよな」というのもありました。それでは、バーバースタイルとはなんなんでしょうか？見ていきましょう。
バーバースタイルとは
バーバースタイルとは、アメリカニューヨークが発祥の地だと言われています。理容店（バーバー）で施されるようなクラシカルなヘアスタイルを現代用にアレンジした髪型と言われています。バーバースタイルを知る上で大切なのが、まずは理容室と美容室の違いを知ることです。
美容は『容姿を美しくすること』、理容は『容姿を整えること』という違いがあります。似ているようで全く違うものです。カラーやパーマは美容室がメインで行い、顔そりや髭剃りは理容室で行いますが美容室では免許の関係で行うことができないらしいです。
では、一般的な理容室とバーバーショップの違いはなにか？理容室は、容姿を整えるだけなのに対して、バーバーショップはファッション性やスタイルを重視してくれます。そこが僕もすごく気に入っています。無駄のない洗練されたスタイルだし、ダンディで自分に合った髪型にしてくれます。
日本の髪文化
なんとですね、元々日本人は、髪をお店で切るなんて文化はなく、持っていた刀などで断髪して髪型を整えるという文化であり、女性に至っては髪はむすんで一生伸ばし続けるという方も多かったようです。
そんな中、遡ること明治時代（1879年9月23日）に日本は『散髪脱刀令』略して断髪令という法令が、太政官によって出されました。簡単に言うと髪型は勝手にしていいよというルールができました。
これ、最近知った情報なんですけど、昔は髪型の自由もなかったのかとすごく驚きました。今の生活では考えられません。このルールが決められてから、欧州の文化が少しずつ取り入れられて、日本でも徐々に現代のヘアーへと変わっていきました。
ニューヨークから福岡にバーバーショップが生まれる
アメリカ発祥として知られるバーバースタイルですが、この文化を日本に持ってきたのがニューヨークでもバーバーブームを牽引する店として知られている「FRANK’S CHOP SHOP」。その海外初店舗が福岡にオープンして5年立ちます。
ニューヨークの 「FRANK’S CHOP SHOP」 がオープンしたのは2006年。古き良き時代をイメージした内装に、高い技術力を持っているショップです。新時代のバーバーとして脚光を浴びて数多くの業界関係者に現在のバーバーブームを伝えたと言われています。
創設者の、マイク・マルボンさんはこの世界でもかなりのカリスマ的存在で、面白い人なんです。なぜ、海外初出店を日本にしたのか？もともと、日本がかなり好きだったのもあり。候補地を探すために日本各地を回ったそうです。
その中でも、福岡を選んだ理由があります。福岡で、人と人とのつながりの濃さを感じたそうです。例えば、何かを手に入れるとき、有名だからとかだけでなく、友人が進めてくれたからということを大事にしている。それが、マイクさんの心に刺さったそうです。
僕も、生まれが九州ですが本当にそんな感じがします。強いつながりがあるからその分楽しめるじゃないけど、九州の人は、人と人のつながりを大事にしています。ここから、どんどん日本にも、バーバーブームが訪れ、今ではかなりの数のバーバーショップが日本に存在します。
ちなみに、FRANK’S CHOP SHOPは今では福岡だけでなく、京都、鹿児島、沖縄にも店舗があります。
本場バーバーショップを紹介
ここで、僕が訪れてみたい本場アメリカのバーバーショップを紹介したいと思います。
ルーディーズバーバーショップ
ニューヨークノマド地区にあり。色んな人が集う場所。
バーバーショップの中でも、いろんな髪型の注文に応じると言われている。
14 West 29th Street, NY
営業時間：9：00～21：00（日11：00～19；：00）不定休
カット17ドル～、顔そり40ドル
こちらは、ロサンゼルスになります。
海外の俳優や有名人も通う人気店です。クールな雰囲気で気軽に立ちよることができる。
店内の内装もおしゃれで是非行ってみたい。
755 N. Fairfax Ave. Los Angeles, CA 90046
営業時間9：00～21：00（土～19：00、日10：00～18：00）
カット29ドル～、顔そり30ドル
この二つが僕が、次回アメリカに行くときに絶対行ってみたい店になります。是非、皆さんもアメリカに行く機会がありましたら訪れてみてください。
髪型で世界とつながる
やっぱり、世界に出ることもめっちゃいい経験になりますが。こんな風に自分の今はまっていることが海外につながらないのかな？とか考えていくと、意外と身近に海外と繋がっている物があるかもしれません。
今回は、僕が現在一番はまっているこのバーバースタイルについて書きました。今後も、いろんなことに興味を示して海外の行きたい場所を見つけていきたいと思います。
ピースボートスタッフ 田上健
