世界の絶品フード9選!地球を旅するピースボートスタッフ思い出の味 2022

みなさん、こんにちは。ピースボートスタッフの森田幸子です。

10月に入ってようやく涼しい日が多くなってきましたね。最近の夏はしつこいですが、少しずつ秋らしさも感じるようになりました。

秋と言えば、食欲の秋! ということで、ピースボートスタッフが地球一周する中で出会った世界のおいしいグルメを紹介します。

みなさんの食欲をそそるバラエティー豊かな絶品フードをこちらの9の地域からお届けします。

フランス・ルアーブルのオムレツ

オイスターの思い出 

フランスの世界遺産といえばモン・サン=ミッシェルが有名です。初めての地球一周で訪れた思い出の観光地の一つです。

モン・サン=ミッシェル修道院に入ってすぐ、赤色の看板を掲げた行列をなしているレストランが目に入ってくるはず。それが「La Mère Poulard(ラ・メール・プラール)」です。

ここの名物料理といえば、ふわふわのスフレ状のオムレツ!実は栄養価がとても高いのだとか。味の定評は様々ありますが(かなりの薄味…笑)、本場の絶景とともにぜひ召し上がれ。

ちなみにモン・サン=ミッシェルの浮かぶサン・マロ湾の名物料理にはムール貝もあるのでセットで注文してみてください。

シンガポールのチリクラブ

レタスの思い出

シンガポールに何度も行ったことがある人が「シンガポールでディナーするならここだ!」と紹介してくれたのが、マーライオンのすぐ近くにあるチリクラブのお店「パームビーチシーフード」でした。

大きなカニがボイルされていて甘辛いチリソースに絡まっています。自分たちで解体して食べていくんですが、もう身がプリップリ。そしてソースが上手い。

一緒に揚げパンと呼ばれている軽いパンを注文してソースにかけたり、ご飯の上にかけたり…。今思い出してもヨダレが出てきます。

カニ1杯を4人で分けて食べても満足感あるメニューでした!有名店なので午前中市内観光している間に予約することをおすすめします!

タヒチ・パペーテのフルーツ

トミーの思い出

世界を旅する中で現地のおいしいフルーツを食べる機会はたくさんありますが、私がこれまでに世界で一番おいしいと感じたフルーツは、タヒチの先住民族人権活動家・ガブリエル・テティアラヒさん(通称:ガビさん)の農園で食べたフルーツです。

特にココナッツジュースはこれまで味わったココナッツの中で群を抜いた美味しさで鮮烈に記憶に残っています。

一体ガビさんの農園にはどうやったらいけるのか?

<ガビさん>

答えは「タヒチアンの挑戦」というピースボートオリジナルツアーで訪問することができます。ガビさんの農園(農園というよりジャングル)ではココナッツ、バナナをはじめとするフルーツやタロイモなどを自然農法でつくっています。

その採れたてのおいしいフルーツや野菜をツアー中にたくさんいただくことができるんです。またココナッツをつかったタヒチの郷土料理ポワソンクリュも美味です。

先住民のマオヒの文化や、自然に敬意を払う大切さを学べるとても有意義なツアーなのですが、ガビさんの想いを感じながら食べるフルーツは他では味わうことのできない格別な味です。

イタリア・ナポリのピザ

オイスターの思い出 

イタリアといえば南に行くほど食材が美味しくなる、と言われています。中でも南イタリア最大の都市ナポリは美食の街として名をはせています。

イタリア南部は地中海の温暖な気候から、オリーブやトマトの栽培に適した場所です。そのためオリーブオイルやトマトをよく使うという特徴があります。

ちなみに日本でも親しまれているトマトソースは、ナポリで18世紀に誕生しました。またイタリア南部は地中海に突き出した形をしており、三方を海に囲まれているため魚介類を使用した料理も多くなっています。

そんな中で作られるピザはとにかく絶品。イタリアのピザは、ローマピザとナポリピザがあります。ローマピザは薄い生地でカリカリな歯ごたえが特徴で、ナポリピザは日本でもおなじみの耳までふわふわな生地が食欲をそそります。

ふわふわ生地に新鮮なトマトとオリーブを使ったピザは今までの人生で食べたピザの中で一番美味しかったと記憶しています。

グアテマラ・アンティグアのトルティーヤ

あゆの思い出

グアテマラのプエルトケッツァルに寄港した際、タクシーで約2時間ほど離れたアンティグアへ行きました。タクシードライバーにお勧めのレストランを教えてもらい、伝統料理のトルティーヤをいただきました。

トルティーヤとは、トウモロコシ粉を水で捏ねて薄くしたものです。いただいた料理は、野菜とクリームソースがたっぷりとかかっていてあっさり味。グアテマラ料理は、主食であるとうもろこしと米や豆など炭水化物をふんだんに食べるのも特徴です。

料理もおいしかったのですが、お店には私たちのグループと数組でしたが突然マリンバの演奏が始まりました。とても温かなおもてなしを受けたのも、思い出の一つです。

タクシーの運転手さんに地元ならではのおすすめレストランを聞いてみるといいですよ!

カナダ・ハリファックスのロブスター

オキタの思い出

カナダのハリファックスは大西洋岸地方の文化・経済の中心都市です。そしてハリファックスと言ったらロブスターです!そんな本場の味を堪能してきました!

僕が乗船したクルーズが、ピースボートにとってハリファックス初寄港の船旅だったので、どこが観光名所なのか調べてもイメージしづらかったのですが、とにかくロブスターを求めてお店に直行しました(笑)。

これまで日本にいてロブスターを食べることってあまりなかったので、ハサミで切ったり、足を取ったり、意外と食べるのが大変だな~というのが正直な感想です(笑)。

それでも本場のロブスターは最高に美味しかったです!そして、大きさにもびっくりしました。

ハリファックスは海産物が有名で、他にもムール貝やエビなども新鮮で美味しかったのを覚えています。ぜひ行った際は一緒に注文してみてください!

アルゼンチン・ウシュアイアのアサード

トミーの思い出

世界一周をして気づいたことは南米はお肉料理が本当においしい!ブラジルのシュラスコは日本でも有名ですが、今回ご紹介するのはアルゼンチンのアサードです。

実はアルゼンチンは世界屈指の牛肉の生産量・消費量を誇ります。アサードはアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの国民的な伝統料理で、たき火やパリージャと呼ばれる金網で1時間以上かけてじっくりお肉を焼き上げるのが特徴です。

私はウシュアイアを訪れた際、パタゴニア地方で有名なラム肉のアサードを食べました。写真でもわかるようにとにかく豪快でインパクト大。臭みもなく、フォークでほろほろくずれるほど柔らかかったです。

ぜひみなさんも南米を訪問した際は本場のアサードをご賞味ください。今度は牛肉のアサードも食べてみたい~!

ポルトガル・リスボンのオリーブマリネ

レタスの思い出

<手前のグラタンじゃなくて奥にある小さな皿がオリーブマリネ>

日本語を学ぶ学生との交流ツアーの最後にレストランで食事をしたとき、グラタンと一緒にオリーブマリネが出てきました。

大のオリーブ好きな私は寄港地のスーパーでおいしそうなオリーブの缶詰やマリネを見ると買っては食べていたんですが、地球一周した後もこのポルトガルで食べたオリーブのマリネを超えるものに出会えていません!

グリーンオリーブの実とオリーブオイル、パセリ、チーズ、ちょっとレモンが入っているのかな?メインはグラタンですが、オリーブマリネが印象に残ってしまいました。

オリーブで有名なのはギリシャだけでなくポルトガルも有名なんです!本場の味を偶然味わうことができてとても嬉しかったです。

ぜひポルトガルのレストランでオリーブマリネを見つけたら一度注文してみてください♪

台湾・台中のアイスクリーム

オキタの思い出

台湾の港町・基隆から少し移動した台中にある有名な観光スポットが「宮原眼科」です。といっても病院ではなく、日本統治時代に宮原眼科として使われていた建物を台中の菓子メーカー「日出」が改修してオープンしたスイーツショップです。

このお店で有名なのはアイスクリームです。アイスは60種類以上!フレーバーはざっくりですが「お茶系」「フルーツ系」「チョコレート系」「その他」に分かれています。

アイスは3個まで追加可能。1個(328円)、2個(583円)、3個(820円)。スペシャルトッピング(+300円)すると生フルーツやチョコワッフルボールなどがトッピングできます!

もちろん、アイス3つのスペシャルトッピングを頼みました!これが相当な量です。6人で行きましたが、一つ3人でちょうどよかったです。

話題性&インスタ映え完璧です!そして美味しい!台湾といえばの屈指の観光スポットなのでぜひ行ってみてください。

おいしい地球一周を

いかがでしたか?

地球一周では、食事も大きな楽しみの1つです。その土地の気候や地形、文化、歴史などが影響しあって出来上がったユニークな「食」はその土地だけのもの。

次はあなた自身が地球一周して、お気に入りフードを見つけてください。

 

編集:森田幸子