音楽・パフォーマンス・トーク・国際協力・旅を楽しむ2日間
6月16−17日に京都府南丹市日吉町で開催されたイベント「グレートラックフェスティバル2018」にピースボートが参加して、トーク企画やピースボートの活動紹介、フェアトレード商品の販売などをしました。
こんにちは!!ピースボートセンターおおさかでボランティアスタッフをしているウラカワフミヤ(通称:うらら)です。僕自身、フェス事態初めての参加だったので楽しみにしていました。前日の夜は、小学校の遠足きぶんみたいに、全然寝付けませんでした(笑)
当日、朝の会場で主催者、運営、設営、その他スタッフや参加してる団体が集まって挨拶してるのを見て、「うわ〜本当にフェスが始まるんだ!!」とテンションMAXでした。
人生のターニングポイントとなる出会いをつくるフェス
グレフェスってなんですの??
正式名称はGreat Luck Festival
人生の中で、この人と出会ったから、
この映画を観たから…。
そんな人生のターニングポイントの1つとなるような出会いってあったと思います。そんな出会いのキッカケをたくさん集めたフェスがGreat Luck(良いご縁) FESです。
このフェスには3つのエリアがあり、ライブがおこなわれるメインの「グリーンステージ」、ユニークな活動をしていたり今話題の人がパフォーマンスしたりお客さんと一緒にトークして盛り上がる「レッドステージ」、そしてピースボートが参加したのが「ダイヤログフォレスト」という国際協力や旅をテーマにしたエリアです。
あこがれのあの人たちに出会っちゃいました
なにげなくパンフレット見ていたら、僕が以前から気になっていたアーティストのお二人の名前をレッドステージ出演者に発見。
まさか、こんなところで出会えるとは!!
このお二人だけは何が何でも見に行かねば!ということで、お話聞いて写真も撮っていただきました。
お一人はホームレス小谷さん。
そして、プロ無職「るってぃ」さん。
どちらもネットで知って興味があった人たちで、僕にとってグレフェスは本当に出会いのキッカケが詰め込まれたフェスでした。
誰?って思った方は是非検索してみてください。お二人ともおもしろい活動しています。
トークイベントとブース出展でピースボートをアピール
ピースボートが参加したエリア「ダイヤログフォレスト」を主催したのがピースボートの水先案内人でありフォトジャーナリストの佐藤慧さんです。佐藤さんを中心にNPO.NGO団体が集まって国際協力に関するトークを繰り広げ、また各ブースで団体の活動紹介やフェアトレード商品の物販などをしていました。
ピースボートはスタッフの飯島健さんが佐藤慧さんと共に、ピースボートが行っている船旅や国際協力プロジェクトの紹介、飯島さんがなぜピースボートで働き、どんなことに取り組んでいるのかを話しました。
フェアトレードに関わることができた初めての経験
ピースボートのブースでは、地球一周の紹介、パレスチナ難民支援「サナア(アラビア語で光や希望という意味)プロジェクト」や地雷廃絶キャンペーンP-MACの活動紹介や物販を行いました。販売したのはパレスチナ難民や、カンボジアの地雷被害者がつくったフェアトレード商品です。
僕は最近フェアトレード(公平な貿易※)についての勉強会に参加して、世界の様々な問題やフェアトレードの重要性を知りました。そして今回ブースを訪れた人たちが、僕が話したことをきっかけに、問題を知ってフェアトレード商品を購入してくれたことがうれしかったです。僕も世界を平和にするフェアトレードの一部に関わることができた!と実感しました。
※フェアトレードとは
発展途上国の原料や製品、民芸品などを適正価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すことです。
グレフェスをつくったTAKAさんの歌に感動
僕がこのフェスで一番心に残ったのは、グレフェスを主催したTAKAさんがボーカルを務めるバンドGreen World のライブです。
Green Worldはこのフェスで初めて知ったけど、彼らのステージを見ていて、胸がいっぱいになりました。自分でゼロからフェスを企画して想いを形にできるTAKAさんがすごいと思ったし、そのTAKAさんがつくったフェスで実際に僕はいろんな出会いに恵まれました。最後はただただそんなことを考えながらTAKAさんの歌声に聴き入ってました。
良いご縁いっぱいのグレフェスでした!
実は!なんと!フェス後にTAKAさんと会う機会があって、フェスで感じたことをご本人に伝えることができました!いろいろお話しさせてもらって、最後にはTAKAさんから「次回はぜひ設営スタッフで!」と誘っていただきました(笑)
でも僕、来年のフェスの時は地球一周中なんで行けないんです(涙)
僕が参加したはじめてのフェスは最高でした!たくさんの人たちとの「ご縁」をさせてもらいました。来年は参加出来ないけれども再来年は一緒に盛り上げていきたいな。とてもいいフェスだったので、来年は是非みなさんも行ってみてください。
文:浦川郁也 編集:森田幸子