
こんにちは。ピースボートスタッフの森田幸子です。
突然ですが、カフェって好きですか?
朝食をとったり、一休みしたり、友達としゃべったり、勉強や仕事をしたり…。そんな日常のこともカフェですると少し気分が上がります。
私たちの生活にすっかり溶け込んでいるカフェですが、世界の街にも素敵なカフェがたくさんあります。
今回は、ピースボートスタッフが地球一周中に出会ったカフェの思い出を集めてみました。
下の10の地域からご紹介します。それでは、どうぞ!
※ピースボートスタッフの思い出を紹介しているため、あくまで訪問当時の情報です。
イタリア・ヴェネツィア「世界最古のカフェ」
レキシ―の思い出
初めに紹介するのは、現存する世界で最も古いカフェです。
1720年、日本では江戸時代のころ、ヴェネツィアのサンマルコ広場に「カフェ・フローリアン」がオープンしました。それ以来、今も同じ地で営業を続けています。
中に入ると内装がすばらしくて、数々の装飾類に目を奪われました。まるで美術館でひと時を過ごしているような気分でした。カフェの店内ではアートの展示会も開催されることがあるそう。
また、ここはカフェラテの発祥の地でもあります。
サンマルコ広場で演奏されているバイオリンなどの音楽も聞こえてきて、ヨーロッパのカフェという雰囲気ととても優雅な時間を過ごせました。
イタリアが好きな方には必見の場所です。
韓国・ソウル「チョコがとろける至高のパン」
オイスターの思い出
ソウル江南(カンナム)エリアのおしゃれスポット「カロスキル」は、メイン通りから路地裏まで韓国内外のセレクトショップやカフェが立ち並ぶ韓国のトレンド発信地。
そんなエリアを観光していると、シックな外観と店内のパンの可愛らしい陳列が目に入り入店しました。
bamvoo (BVBB)というカフェで、パンの種類は多くはないですが、一つ一つ製品と発酵過程にこだわり店内のオーブンで焼き上げているんだとか。
私はチョコレートが好きなので、パンオショコラとエスプレッソをチョイス。クロワッサン風の生地にダークな味のチョコレートがくちどける至高の一品でした。
日本から気軽に旅ができる韓国への旅行の際はぜひお立ち寄りください。
スコットランド・グラスゴー「日常に浸れるカフェ」
レタスの思い出
ピースボートの船で部屋が一緒だったメンバーとグラスゴーを観光しました。航路的に最初のヨーロッパだったため、私たちは街並みや店内の可愛さに大盛り上がり。
美術館へ行った後、ランチをしにお店に入ったり、街ブラ中の休憩にまたカフェに入ったり…。
グラスゴー駅の中にもおしゃれなカフェがありました。ショーケースには美味しそうで可愛らしいケーキがたくさん並んでいて、駅内を行き交う人々を眺めながら軽食を楽しむことができます。
観光の終わりにこのカフェで「ここが楽しかったね~」と感想を言い合ったり、他愛もない会話を異国で楽しんで、現地の生活の一部を体験している感覚になったのが印象的でした。
カンボジア・シェムリアップ「緑とチョウチョに囲まれる空間」
アイフルの思い出
町の中心から少し離れたところで見つけたのは、植物だらけの中に「バタフライズガーデン」と書かれた看板でした。
敷地全体がネットで覆われています。中へ入ってみると緑いっぱいの庭園のようなカフェで、そこかしこをチョウチョが飛び回っていました。
ゆったりとした時間が流れていて、街中の喧騒から急に別世界に来たような気分です。
食事とドリンクも充実していて、すべて環境や健康に配慮して作られています。そして、若者の職業訓練をしたり、貧困家庭の子どもたちが学校へ行けるように支援したりもしているお店でした。
暑い中で歩き回った後には最高の癒しスポットでした。
米国・シアトル「スターバックス1号店」
トミーの思い出
1971に創業したスターバックスコーヒーの1号店は、シアトルで市民に古くから親しまれている市場「パイク・プレイス・マーケット」内にあります。
看板は現在使用されている緑のロゴではなく、開業当時の茶色のロゴが掲げられています。店内も歴史を感じることができカッコイイです。
世界のスターバックス好きが憧れる聖地ということもありお店の外に長蛇の列ができていました。
お土産でタンブラーを購入しましたが、勿体なくていまだに使えず…(笑)。シアトル観光ではぜひ訪れたい場所です。
ピースボート船上「地球一周しながら…」
レタスの思い出
ピースボート船上のカフェも侮れません。船内のカフェは落ち着いた雰囲気で、世界中を航海しながら本格的なカフェドリンクやスイーツ、軽食も楽しめます。
船内のカフェの雰囲気が好きで、暇があればカフェに入り浸っていました。
私が乗船したときのカフェメニューでは、ホットサンドやパフェ、シチリアの伝統スイーツのカッサータというナッツやドライフルーツが入ったアイスケーキ(上の写真)も楽しめました。
ぜひ乗船したら船内のカフェもチェックしてみてください♪
バハマ・ナッソー「カリブの海賊感を味わえるカフェ」
飯島健の思い出
ロンドン発祥で、今は世界中にあるハードロックカフェですが、今回はバハマで行ったお店を紹介します。
ナッソー港と、「カリブの海賊」の歴史を学べる海賊博物館のちょうど中間地点にあったのが、実にカリブ海らしい「Hard Rock Cafe Nassau」。
お店の窓からはピースボートの船も見えるくらいの位置にあるこのカフェでは、世界中に点在するHard Rock Cafeのメニューに加え、「カリブの海賊」をモチーフにしたグッズも満載でした。
歩いてすぐ近くにある真っ青なビーチで遊び疲れた後、たまたま出くわした友人と共に遅めのランチを食べました。店内で流れている名曲の数々は、世界のどこにいても変わらない安心感と興奮を与えてくれます。
ここのオススメはやっぱり、オリジナルのご当地バーガー。また行きたい!と思うほど、仲間と共に最高の時間を過ごしました。
米国・ハワイイ「地元民にも大人気のパンケーキ」
レキシ―の思い出
観光客の多いワイキキビーチから散歩しながら歩いて30分ほどのところにあったカフェへ行きました。
訪れたタイミングがよかったようで、静かな雰囲気で落ち着ける、かわいらしいお店でした。地元の方からも人気で、少し時間がたちお昼時になると人が集まってきました。
みなさんの目的はふわふわのパンケーキ。柔らかくとにかくふわふわで味も絶品です。
ハワイイの有名スポットもよいですが、隠れた場所にあるカフェでゆっくりした時間が一番印象に残る、そんな場所でした。
ヨルダン・アカバ「ペトラ遺跡で見つけたオアシス」
あゆの思い出
映画「インディージョーンズ」の舞台となったことでも有名なペトラ遺跡。朝から夕方まで約6時間ほど巨大な岩の裂け目「シーク」を歩いて遺跡観光をしました。
気温は軽く30度を超えていて、果てしなくどこまでも続く道をヘトヘトになりながら歩いた先に、素敵なカフェを発見。
真っ赤なテーブルクロスに天井からはモザイク柄のバッグやアラブっぽいランプがぶら下がっていたり、とてもかわいいカフェでした。
遺跡を眺めながら贅沢な一休み。 冷たいドリンクは缶ジュースでしたが(笑)、まるでオアシスでした。
フランス・ルアーブル「フランスでフランスパン!」
アニマルの思い出
ルアーブルの港町を浴衣で散策しました。実はルアーブルは町自体が世界遺産として登録されているので、見どころがたくさんあります。
早朝に着いたのでほとんど現地の人がいない街を歩き、散歩中に見つけたカフェでモーニング。
フランスでフランスパン!パンが大好きなのですが、特にフランスパンが好きなので現地で食べてみたかったのです。
エスプレッソを注文しましたが、当時の私はコーヒーというものに興味が薄かったので、濃いコーヒーに驚きました。
日中は食べ歩きしたリ、可愛いデザートの置いてあるカフェでまったりしたり。小さな街なので、同じクルーズの人に出会ったり。楽しい時間でした。
世界のカフェを巡ろう
以上、10の街で見つけたカフェをご紹介しました。
カフェに入って時間を過ごすと、まるでその土地に暮らしているような気分にもなります。
そこに集う人々や日常風景が、そのカフェ特有の空気感を作り出しているのでしょう。
ピースボートで地球一周しながら、世界中のカフェを巡ってその街にしかない日常を楽しんでください。
きっと、ステキな体験が待っています。
編集:森田幸子