1つの物で人と人とが繋がれる

カンボジア地雷除去支援と世界への支援物資を集めるためフリーマーケットに参加しました。

こんにちは!ピースボートスタッフをしています三尾紗希です!普段はピースボート受付窓口にて電話対応をしています。2月24日、鶴見緑地公園にてフリーマーケットが開催され、出店者として参加しました。

フリマしてカンボジアの地雷をなくそう

売上の一部はカンボジアの地雷除去支援に充てられます。ピースボートは「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」という募金活動を行っていますが、街頭募金の他にも何か違う形で活動ができないかと、毎年のようにフリーマーケットへ出店しています。

販売する物はボランティアスタッフに呼びかけて提供してもらいました。その結果、大きなスーツケース二箱分と手提げが二つほどと大量に集まり、当日のお店のブルーシート上も足の踏み場がないくらいになりました。

天気にも恵まれて、たくさんの方が来場し賑わいました。一緒に参加していたボランティアスタッフの人達も、積極的に声をかけてお客さんの呼び込みを行ってコミュニケーションもとって、和気あいあいと明るいお店となりました。

フリーマーケット中、募金箱を置いていたこともあり、おつりを募金箱に入れてもらったり、カンボジアの地雷問題に興味を持ってもらったりもして、買ってもらうだけでなく、私たちの活動も知ってもらえたのでとても良い機会になったと思います。たくさんの方にお店に足を運んでいただきました。

出店者さんからは支援物資に寄付していただきました

そして、お店を閉める時間になると、今度は他の出店者の方々に「支援物資募集しています」という呼びかけを行いました。ピースボートは地球一周の船旅で世界中に届ける支援物資も募集しています。売れ残ったものの中で支援物資として使えるものを提供していただきました。多くの出店者さんに協力していただき、大きなスーツケース1個分の衣類や文房具が集まりました!

2年前、私がはじめて地球一周する前にもフリーマーケットに参加して、支援物資の呼びかけを行っていました。一言呼びかけただけでたくさんの人が協力してくれた事に感動したのを今でも覚えています。

人とのつながりを感じるフリーマーケット

このフリーマーケットは自分の行動1つでたくさんの人にピースボートの活動を知って貰え、実際に自分の目の前で物をもらうので、直接的に人の優しさや、ぬくもりを知ることができます。物1つを通して人とのつながりを感じる事ができます。このつながりや感動が参加してくれた、ボラスタの人達に実感してもらえてたらよいなと思います。

私たちが行っている活動は、1人1人が積極的に動くことによって、たくさんの方を巻き込むことが出来ます。募金活動も、支援物資も、自分が誰か一人でも多くの人に声を掛けることによって、どんどん大きな輪ができていきます。

また、ピースボートの船旅に参加することで支援物資を自分たちの手で届ける事が出来るので、現地の人達の手に届く瞬間まで見届けることができます。自分の目で人と物のつながりを見届けることができます。

地球一周をより楽しむために

私も地球一周する前から、募金活動や支援物資集め、人の温かさやつながりを感じ、乗船中もカンボジアに訪れたり、支援物資を届ける事に積極的に関わることができ、ただの地球一周じゃなく、意味のある地球一周になりました。これから地球一周目指す人達にも、是非積極的にピースボートのプロジェクト活動に関わってもらえたらなと思います。

楽しむだけの地球一周もいいけれど、何か人とのつながりを実感し、感動や学びがある地球一周も面白いのでは?と思うので、この思いがたくさんの人に伝わるように、今後もプロジェクト活動に力を入れていけたらと思います。

 

カンボジアの地雷除去支援をおこなっているプロジェクトについて詳しくはこちら
ピースボート地雷廃絶キャンペーンP-MAC

支援物資を集めるプロジェクトについて詳しくはこちら
UPA国際協力プロジェクト

 

ピースボートスタッフ 三尾紗希