
「~another ocean ~想いの数だけ旅がある」と題して、ピースボートセンターおおさか(ピーセンおおさか)で活動するボランティアスタッフを紹介しています。今回紹介するボランティアスタッフは、大学生活もピースボートも満喫中の中西美緑さんです。
自己紹介
こんにちは!中西美緑といいます。
環境について学ぶ大学2年生で、来年夏の船旅を目指してピースボートのボランティアスタッフとしても活動中です。
趣味は旅行!ひとつ前の「another ocean 」で紹介されていたOSAKEMAN轍さんみたいな大人なキャンプに憧れつつも、小型車で4人車中泊とか若さ頼りの詰め込みまくり旅ばかりしてしまいますが(笑)。
現在は、能楽部、ダイビングサークル、あと2~3個学生団体にも所属しています。

ピースボートでのあだ名は「かもじろう」で、これは能楽部から由来しています。「賀茂」という雷神の舞がめちゃめちゃかっこよくて好きだという話と、「二郎」系ラーメンのおすすめの話をしてたら組み合わさりました。
だからもし漢字で書いたら “賀茂二郎” 。主張強め(笑)。みんなには「かもちゃん」とか、本名の「みのり」とか呼ばれています。
ピースボートの地球一周の船旅を目指した理由

元々旅行は好きでした。特に旅先で体験したり、家族や友達と旅することが好きです。そこから、「いつかオーロラを見に行きたいなぁ」「アフリカに行ってみたいなぁ」と漠然と思っていました。
それが一気に現実味を帯びた転機は2つあります。
一つは、今年の3月末にダイビングサークルで奄美大島に潜りに行ったこと。全てが素晴らし過ぎて、海の中には自分の知らない世界がこんなにも広がってるんだと衝撃が走りました。
せっかく地球に生まれたのに、魅力あふれるいろんな世界を見て回らずに死ぬのは勿体無い!という気持ちを強く抱くようになったのはこれがきっかけです。

二つ目は、現在留学中の親友の一言「みのりはこのまま大学4年間終わらんと思う」。
今後を模索していた時のこの言葉が、「そっかー、確かに!」と腑に落ちて、自分は何がしたいか考えた時に辿り着いたのは学内活動でも留学でもなく、世界一周でした。
自分のスキルや性別的にバックパッカーには不安を感じ、高校生くらいの時にネットの記事で読んだピースボートの存在を思い出して、ピースボートセンターおおさかに4月末に突撃したのを覚えています。
説明いただいたお話やスライドを聞いて、わくわくして本当に鳥肌が止まらず、その日にピースボートへの乗船を決めました。
来年の地球一周が楽しみです!
今どれくらい割引たまっている?
ボランティアスタッフは活動に応じて船賃の割引を受けることができます。
今年4月末からピーセンに通っているものの、学校が遠いこともあり春学期はなかなか来れませんでした。多分8月までに貯まった割引は5~6万円分くらいでした。
夏休みには、泊りがけで地球一周ポスターを貼りに行く「キャラバン」に参加したり、日々コツコツとボランティアスタッフ活動を続けました。
秋学期は基本、学校がない土曜日は1日かけてポスターを貼って、そして週1回はピーセン内での活動にも参加できるように頑張り、10月時点では約20万円分の割引が貯まっています!
今後の予定も学校と両立させながら週1回はポスターを貼れるように活動して、コツコツ割引を貯められたらと思っています。
焦って義務にならないように、自分のペースを心がけて頑張りたいです。
ピーセンおおさかってどんな場所?

ピーセンおおさかは、いろんな人に出会える場だと思います。
大学には日本各地から色々な出身地の学生が集まるので、習慣や方言の違いで盛り上がります。対してピーセンに集まるボランティアスタッフは出身地だけじゃない違いがたくさんあって、多様でカラフルです。
これまでの人生、年齢、お仕事、価値観、生き方、これからの人生…。ピーセンに来ていなかったら絶対にお会いできなかった沢山の方と出逢い、いろんなお話を伺えることがすごく面白いです。
同時に、みんな「地球一周」という方向は絶対の共通点。地球一周を目指している人か、地球一周の経験者ばかりです。支えてくださる人しかいない空間、そこにあったかい魅力があると、ペーペーながら思っています。
どんな旅にしたい?

まずは、オーロラ、エジプト…などなど。魅力的な沢山の景色を実際に体感したいです。
でもそれ以上に、いろいろな文化や価値観に触れたい。食、服、言語、街並み、宗教、物の考え方…、それぞれの人、地域を肌で感じ、自分の世界の規模をうんと広げられるような船旅にしたいなと思っています。
また、ピースボート船内でも毎日たくさんの企画があるので、そこにバックパッカーとは異なる魅力を感じています。ピースボートを選んだ私にとっては、船内で過ごす日々も本当に楽しみです。
いろいろな方との出逢いを大切に多くの刺激に囲まれる旅にしたいです。
最後にひと言!

「人生一度きり」とよく聞きますよね。
大学生活やピースボートでの出逢いを通して、自分が思っていた以上に生き方にはいろんな選択肢、可能性が広がっていることを学びました。そして、自分が選んだ道を自分で誇れる方々に憧れるようになりました。
なら私はどう生きていく?生きていきたいのか? たくさんの世界を自分の目で見ながら、定めていきたいです。
人生の通過点としてピースボートに出逢えてよかったです。船旅を楽しみに家族や周りに感謝しつつこれからも頑張ります!
読んでくださりありがとうございました!
文:中西美緑 編集:森田幸子