ご協力ください!九州北部豪雨・災害ボランティア募集/台風15号による千葉大停電・緊急支援

ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)が佐賀県と千葉県で支援活動を行っています

ピースボートは1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに国内外で災害救援活動を開始しました。そして東日本大震災がおこった2011年にはピースボート災害ボランティアセンター(PBV)を設立し、「人こそが人を支援できるということ」をテーマに、災害ボランティア派遣を中心に国内外の災害支援活動と防災・減災の取り組みを行っています。これまで海外は24ヵ国、国内は34をこえる地域で災害支援活動にかかわり、のべ9万人以上のボランティア派遣を行ってきました。

現在、PBVでは九州北部豪雨の災害ボランティア募集と千葉大停電の被害地域で支援活動をおこなうため緊急募金を受け付けています。そこに暮らす人々が一刻もはやく日常をとりもどし、安心して生活できるよう、みなさまのご協力をおねがいします。

 九州北部豪雨支援

8月28日から九州北部を中心に発生した大雨は、佐賀県を中心に多くの県で土砂災害、河川の氾濫、洪水、浸水など大きな被害をもたらしました。8月30日、PBVはスタッフ2名を派遣し状況確認とニーズ把握のため先遣調査に入りました。そして、現在は特に被害が甚大であった佐賀県武雄市、大町町にて支援活動を実施しています。

大町町では近隣の鉄工所からの工業油の流出により避難生活が長期化する可能性もあります。武雄市では浸水家屋が1200戸を超えており、心身ともに被災された皆さんの負担となることが予想されます。この状況を少しでも改善する為、PBVでは、避難所運営支援や家屋清掃活動などをボランティアの皆さんと共に行っています。

災害ボランティアを募集しています

各支援活動を継続するためには、ボランティアの皆さんの力が必要です。また今回の支援では地元の支援者の運営面でのサポートを行いますので、4日間以上の滞在・活動が可能で、現地集合・現地解散できるボランティアを募集しています。詳しくは以下のリンクをごらんください。

【緊急】九州北部豪雨支援 災害ボランティアの募集開始

台風15号による千葉大停電・緊急支援

 

9月9日、非常に強い台風15号が関東地方を直撃しました。記録的な暴風は、家屋の屋根などを吹き飛ばし、9月16日時点(消防庁)で、約3,500棟が一部損壊の被害を受け、特に千葉県に約8割の被害が集中しています。

また、電柱などの送電設備の被害により、最大約93万戸(9日時点)で大規模停電をもたらしました。台風通過から一週間後でも約79,300戸で停電が続いています。大規模停電による影響で、通信障害や断水なども発生しています。

被害状況を受けてPBVは、9月10日に被災地域に先遣スタッフ3名を派遣し、館山市や南房総市にて緊急的な物資支援を実施しました。訪れた地域では、電気と水道だけでなく、電話やインターネットも繋がらないため、連絡を取り合うことも困難でした。海岸に近い地域では家屋への被害が大きく、建物の瓦屋根が軒並み崩れていました。

今週に入っても電気や水道が一部停止している地域がある為、先週に続き南房総市にて食事支援など追加の支援を実施しています。

台風15号被害 緊急支援募金

今後も大規模な停電や断水が長期化する事が見込まれる事から、PBVは関係機関や各支援団体と綿密に連携し、現地での必要とされる追加の支援活動を行っていきます。緊急支援募金を立ち上げましたので、みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

台風15号被害 緊急支援募金はこちらから

最新情報は……

現地の状況や支援活動は刻一刻と変化しています。随時ウェブサイトやfacebookページでお知らせしています。

ボランティアやご寄付の詳細はこちら→PBVウェブサイト
最新情報はこちら→PBVフェイスブックページ

みなさまのご協力をよろしくお願いいたします!

 

ピースボートスタッフ 森田幸子