スタッフの尾形康仁からごあいさつ「ピースボート大阪のみなさん、ありがとうございました!」

こんにちは。ピースボートセンターおおさか(ピーセンおおさか)のスタッフをしておりました、尾形康仁(通称:とんぼ)です。このたび、4年間のピースボート大阪での勤務を終えて、東京に移動することになりました。大阪での生活を振り返りながら想いを綴りたいと思います。

スタッフになって6年。最初の2年間は東京勤務、その後に大阪勤務になりました。なんと、ピースボートに関わった期間の大半を大阪で過ごしました。

色々なことがありました。

数えきれないほどオールしたカラオケBoogie
1,000円食べ放題の焼き肉屋・焼き鳥屋・串カツ屋
近所の肉屋が作る揚げたてのコロッケ
近くの銭湯
行きつけの安くてデカいパン屋
安くておなか一杯になる定食屋

大阪は安くて美味しい。本当に最高です。4年前から比べると15kgも増えてしまいました。

ピーセンおおさかのみんなで協力しておこなった「スポーツ・フェスティバル」では、体育館を貸し切って横断幕を貼って子ども時代に戻ったようにスポーツで汗を流しながら、競い合いました。

1泊2日で、寝屋川のキャンプ場で60人以上のボランティアスタッフが参加したBBQ大会。キャンプファイアーをして夜中も語り明かしました。

地球一周を目指して、雨の日も寒い日も蒸し暑い日もポスター貼りを続けていたボランティアスタッフのみんなを見守りながらも、その背中を見て胸を熱くすることもありました。

ピーセンおおさかに通いながら、かつて自身がボランティアスタッフ時代感じていたことを思い出していました。19歳のころ、ピースボートを目指そうとボランティア活動を始めましたが、当時は引きこもり明けであったこともあり、心は歪んでいました。

中でも、

・人と接することが極度に怖い
・卑屈で他人を常に小馬鹿にする

といった感情を持ちながらボランティアスタッフを始めました。

当然、色々な人と出会いながらも悩むことが多かったです。ただピースボートのシェアハウスやピースボートセンターで夜遅くまで話をして、自分のこと相手のことを時間の許す限り語り合う日々の中で、素直に自分を出せるようになったり、相手に対して尊敬することができるようになったのも、ボランティアスタッフとして活動をしていた頃でした。

ここピーセンおおさかで日々活動するボランティアスタッフを見ていると、自分を出しながら少しずつ変わっていく姿を見ることがあります。そうすると、あの頃のボランティアスタッフをしていた時代を思い出します。

※ひきこもりの経験については、私の自己紹介記事にも書きましたので、ご覧ください。
「ひきこもりのゲーマーからアウトドアなゲーマーへ」尾形康仁

今、地球一周を目指している皆さんに伝えたいことがあります。

ピースボートの旅は3つあります。
1つ目は、地球一周を目指して日々を頑張る今。
2つ目は、まさに船に乗って巡る地球一周での様々な経験。
3つ目は、経験と出会いを糧に広がるこれから。

2つ目と3つ目は、そうだろうなと感じる方は多いと思いますが。私自身、1つ目のボランティアスタッフ時代で得られたこと。当時同じ目標を胸にともに頑張った人との出会いは掛け替えのないものです。ボランティアスタッフという経験は、地球一周を目指している今しかできない経験になるのでやってみることをオススメします。

仕事をギリギリまで頑張る人、勉学に励む人、ボランティアスタッフで割引を貯める人。やり方はそれぞれですが。ぜひ地球一周を目指す日々を挑戦しながら楽しんでほしいです。

最後に、これまで支えてくれた大阪の仲間たちに感謝を送ります。

ありがとうございました!また逢う日まで!

 

ピースボートスタッフ  尾形康仁