こんにちは!ピースボートの德永涼子(ほたる)です。
ピースボート地球一周の船旅 Voyage114(2023年4月~7月)に乗船後、8月から大阪のピースボートセンターに勤めています。
先日、大阪にやってきて初めての岡山キャラバンに行ってまいりました!
ピースボートのキャラバンとは、ピースボートセンターがない地域にボランティアスタッフが泊りがけでポスターを貼りに行く、ポスター貼り合宿です。
ボランティアスタッフはポスターを貼るなどの活動をすることで、地球一周の船賃の割引を受けることができます。
今回はその岡山キャラバンについて紹介します!
過去にも他のスタッフが引率した際の様子をまとめているのでぜひそちらも見てみてくださいね。
岡山キャラバンなのに広島!?
岡山岡山〜♪きびだんご〜♪とワクワクしていた私。
過去の岡山キャラバンの記録を見てみると…
「福山市」の文字が。そうです。最初に降り立ったのは広島県福山市!
岡山・広島キャラバンやん!と思わずつっこみたくなりましたが…。
実際に訪れてみると広島市とは異なる魅力がたくさん詰まった街でした。
すてきな出会いが待っている夜の街
そして、ここだけの話、私のキャラバンで特に好きな時間は夜なんです。
駅近くには大体スナックやバーがたくさん集結しています。
地元の人たちが愛する古き良き街並みというのもあったり、心地よい気温になるからという理由もありますが…それだけではありません。
お酒が好きだからでしょ、という声が聞こえますが飲むのが好きだからではありません(笑)!
(もちろん飲むのも好きです。一緒に!という方はぜひ個人的に連絡ください(笑))
私の人生初スナック入店は、ボランティアスタッフ時代のポスター貼りでした。
地元の方や他県から訪れた人たちが混ぜこぜになって話している居心地のいい空間、そしてそこにポスターを持って現れる地球一周を夢見る自分。面白くないわけがないですよね(笑)。
ついつい話し込んでしまい、1軒1軒のお店との出会い、そしてそこで出会う方々との一期一会は、1日中歩き回って疲れ果てているのを忘れてしまうほど楽しくて、かけがえのない価値あるものなのです。
そしてその出会いはポスター貼りを通してでないと経験できなかったことの1つ。
20代の自分が普段飲みに行くとしたら大抵が居酒屋さん。スナックは大人の魅力が強すぎてまだ自分が行くには自分が青すぎる…と躊躇する、そんな普段入らないようなお店に入れるのもポスター貼りの魅力なんです。
みんなと一緒に回れるというのも楽しい要素の一つ。この日はお疲れな自分へご褒美。アイスを食べながら宿に帰りました。
アオハル!青春の1ページです。
5年ぶりに訪れた岡山
そしていよいよ岡山です。私にとってキャラバンはボランティアスタッフ時代を合わせると、今回で6箇所目なのですが、岡山はその中でも思い入れのある場所でした。
実は岡山へ来るのは2回目で、1回目は5年前。
西日本豪雨の被害が相次いだ岡山県倉敷市真備町に、ピースボート災害支援センター(PBV)の活動で数日滞在していました。
災害支援活動前、時間があったので倉敷市の美観地区を訪れたのですが、今回のポスター貼りで再び美観地区を訪れ、ただいまと言いたくなるような景色に懐かしい気持ちがいっぱいでした。
あの時、家屋清掃をした家の家主さんは元気かな、もしかしたら街中ですれ違っているかもなと考えながらの滞在。
キャラバンはどれも色濃く記憶に残りますが、今回は過去に別の活動で訪れていたこともあり、普段の要素と異なる部分を持ち合わせている特別なキャラバンになりました。
また今回はポスター貼りをメインで訪れたため、真備町は訪れませんでしたが、今度は観光で遊びにこようと思うほど魅力が詰まった岡山でした!
ピースボート災害支援センターによる倉敷市真備町での支援は今も続いています。くわしくはこちら
【速報】そして今は愛媛キャラバン中!
岡山キャラバンの2週間後の今、愛媛キャラバン実施中です。
愛媛県松山市の宿泊施設にてこのブログを書いております🍊
今回の愛媛キャラバンに参加しているボランティアスタッフは…10人!
大阪から6名、福岡から2名、そして愛媛からも2名というキャラバンならではのチーム編成で活動しています。
行きはフェリー!自分たちが地球一周の船に乗る時を想像しながら乗船。この時が一番笑顔だったかもしれません(笑)。
個性豊かなメンバーたち。人数も多く、正直引率はいつも以上に大変でしたが、それもあと数時間で2度とない1度きりのキャラバンという思い出に変わります。
人によりますが、地球一周までにキャラバンに参加するチャンスは1回、多くても数え切れる程度になります。一度しかない初の地球一周の船旅までのボランティアスタッフ生活の中で思い出深いイベントの一つです。
彩豊かな、ドラマを繰り広げるキャラバン
参加してくれたメンバーへ。一緒に活動してくれてありがとう。
地球一周を夢見るボランティアスタッフへ。早く一緒に行こう。限界を越えるチャンスをつかもう。
このブログを見て、キャラバンやボランティアスタッフ活動が気になっている方へ。
ぜひその一歩を踏み出してみてください。ピースボートには180度なんて度数では表せないほど、他ではできない体験があって、感じたことがないような感情を呼び起こすきっかけがあります。
ぜひ一緒に世界を旅する準備をしましょう!
いつでも待っています。何事もきっかけは自分から。
ピースボート 德永涼子